こんにちは。
コトPOPコピーライターのナガイです。
毎週土曜日は、コトPOPコピーについてのご質問や、日頃私が意識していることを語っていきます。
POPを書いていて、
「この文字が小さいくてイヤ!」
「この文字をもっと可愛くしたい!」
日頃からPOPがもっと良くなるように、いろんな努力をされていると思います。
今回は、私がメリハリのあるPOPを書けるように、自宅で練習していた方法を書いていきます。
◼︎ 自分のPOPを客観的に見る
手元でPOPを書いていると、自分ではメリハリをつけた文字を書いているつもりでも、いざ売り場にPOPをつけるとそうでもなかった…
そんな事、思ったことはありませんか?
どうしたらメリハリのあるPOPが書けるのか…
私はいろんな方に相談しても解決しないまま、長年この悩みに苦しんでいました。
ある方から、
「POPを客観的に見る訓練をした方がいい」
そうアドバイスされました。
◼︎自己添削をする
そこで、自分で考えた訓練を注釈つきで解説します。
❶自分が書いたPOPをコピーする。
❷翌日、コピーしたPOPを壁に貼って、少し離れた所から見る。
→お客様が売場でPOPを見るときは、ある程度離れた所から見ています。だから、同じように離れてPOPを見るために私は壁に貼っています。
❸気になる点をコピーしたPOPに赤ペンで書き込み、新たに修正したPOPを書く。
→文字のメリハリや色使い、文字の読みやすいかどうか…これをチェックして、修正ポイントを踏まえた上でPOPを書き直す。
❹最初に書いたPOPと、修正したPOPを並べて壁に貼って比較する。
→比較することで、どちらが読みやすいPOPなのかを自分で判断することができる。
ここで、
「なぜ翌日にチェックをするのか…」
それは、POPを書き終えたとき、
「POPが完成した!」
「思うようにPOPが書けなかった…」
どちらにしても、感情が入ってしまいます。
しかし、翌日に自分のPOPを見ると、POPを書き終えた直後とは違って、冷静にPOPを見ることが出来ます。
そこで、いろんな気付きが芽生えます。
例えば、
「可愛いと思っていたけど、カラフルすぎて読みにくかった」とか、「文字が下手で自信がなかったけど、思っていたより読めた」とか…
自分のPOPを繰り返してチェックしていくことで、毎回修正している悪い癖・パターンが見えてきます。
それを
「あっ、そっか!」で終わらせずに、書き直す→比較する。
こうする事で、客観的に自分のPOPを見ることが出来ます。
但し、チェックポイントが多くても落ち込むことはありません。
自分が書いたPOPに自信がない方は、これは自信への一歩だと思って一度試してみてください。
とはいえ、
一番の客観的に見られるのは、売場に貼ったPOPを見ること。
これが一番効果的だと思います。
自宅で練習するにしても、職場で書いたPOPにしても、「書いたら終わり」にはしないでください。
もしかしたら、誤字脱字があるかもしれませんよ(笑)
「コトPOPコピー教室」を銀座で開催しています。
あなたも参加しませんか?
http://www.pop-school.com/koto-pop-copy/
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コトPOPコピーライター教室
東京・銀座・中小企業会館8階A教室
13時〜16時
9月13日(金)
11月8日(金)
12月13日(金)
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