こんにちは。POPの学校スタッフのホッターです。
今日は「伝わるPOPの作り方」をご紹介します!
「誰に何を伝えたいのか」を決めよう!
まず、POPを書く前に「誰に何を伝えたいか」を決めましょう。例えば「何を伝えたいか」であれば「新商品をアピールしたい!」「メニュー提案をしたい!」などがあります。その後、「誰に」では「性別」「年代」「家族構成」「どんな人に」などを明確にします。そうすることで、そのお客さまのハートに刺さるPOPを書くことができます。
難しそうに感じるかもしれませんが、実はカンタン♪
例えば、スタッフホッターのようなお客さまに新作のプリンを売りたいのであれば「小さい子供がいる三人家族のママに、新作のプリンをオススメしたい」となります。
そうすると、POPの切り口は「いつも頑張りママにご褒美プリン」になるかもしれないし、「お子さんにもオススメ!朝採れ卵で手作りのプリン」かもしれません。
これが、男性だったり、独身だったりしたら、また違いますよね。
商品の情報を集めよう
1番大事なのがここです。「POPに何を書いたらいいのか分からない」という方は、商品知識が足りていないことが多いです。
試食をしてみたり、商品を使ったことがある人の話を聞いてみたり、ネットの口コミを見てみたり、商品知識はあらゆるところに転がっています。
まっさらな紙の前で固まってしまう方は、商品知識のインプットに時間を使ってみてください。
1番伝えたいことは、紙の半分を使おう
これはレイアウトにも関係するのですが、お客さまに1番伝えたいことは、紙の上半分を使うぐらい大きく書きましょう。
そうすることで、伝えたいことが目立ちますし、レイアウトも読みやすくなります。(ちなみにこのレイアウトをPOPの学校では「上下型レイアウト」と呼んでいます)
レイアウトで迷う方は、このレイアウトで統一していってみてください。
また、使う色は3色ぐらいがゴチャゴチャせずにいいですよ。
POPをつけたら、お客さまの反応を見よう
出来上がったPOPを売り場につけたら、そのままにせずお客さまの反応を見てみましょう。
「商品を手に取る人が増えた!」「あれ?POPが見えてない?目立ってない?」と色々な反応がわかると思います。
手に取る人が増えたなら、購入まで行くように「大人気!」などのひと言POPを足してみたり、POPが目立ってないのであれば、POPをつける位置を変えてみてもいいですね。
POPは紙なので、何度でも書き直したりできます。お客さまや気候、季節、などにも合わせて、実際に売り場の反応を見ながら改善をしていきましょう。
コトPOPの効果検証本、あります!
「コトPOPって、本当に効果あるの?」という疑問が晴れる一冊。実際にPOPありなしの販売個数などを数値化した本です。
コトPOPをつけた後の購入伸び率に、驚くはずです。
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。