こんにちは。
POPの学校スタッフのホッターです。
あんなに暑かったのに、最近はコートやダウンを着ている方を見かけるようになってきました。
さて、寒くなると売れる食材の傾向があることはご存じですか?
POP作成のお役に立つので、ここ最近の気温に合わせてご紹介します。
気温によって食べたいものが変わる
私たちの「食べたいもの」は気温に影響を受けます。
下の図は、食材と気温の関係をまとめたものです。
寒いときには温かいものが売れることは何となく分かりますが、気温が数度違うだけで、お客さまが「食べたい」ものはこんなに細かく変わるのが分かります。
これは販促に生かさない手はありませんよね。
売れる商品にはPOPを付けるなど、先回りして売り場に仕込んでいく必要があります。
<参考>tenki.jp(https://tenki.jp/suppl/kumi_okoshi/2022/10/06/31397.html)
ウェザーマーチャンダイジングを意識する
こんなふうに、気象情報によって販促を考えることを『ウェザーマーチャンダイジング』と言います。
これを知っていれば、温度や天気によって、商品の発注を増やしたり在庫を減らしたりすることができるので、とっても大事な情報です。
また、売れどきになる商品にはPOPをつけたりすることで、お客さまの「そうそう、これが買いたかったのよ」と満足していただくこともできます。(ちなみに人は、気温が下がると食欲が高まり、高カロリーや濃い味付けを好みます)
コンビニはウェザーマーチャンダイジングの先生!
実は、コンビニは徹底的にウェザーマーチャンダイジングをしています。
そのおかげで、店舗での廃棄ロスを最小限にしたり、売れる商品を多めに発注することが可能に。
おでんや中華まん、ホットコーヒー、麺類やお弁当も含め、陳列されている商品を意識して見るだけでも、「納得!」の連続です。
今度コンビニを利用する際には「今、何がどのぐらい並んでいるのかな?」「どの商品にPOPが付いているかな?」と思いながら見てみてください。
気温をチェックして販促していこう!
「寒くなった」と言えど、冷え込みの度合いによって「食べたいもの」も変わってくることが分かりましたね。
今年の冬は暖冬だそうですが、前日と比べて気温が低くなった日には、特にお客さまの嗜好は変わりますので、日々お客さまに関心をもって販促活動をしていきましょう♪
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週末は山口校長の『山口ラヂオ』のお時間です♪
ハッと気付かされることが多いこちらのラヂオ。
良かったら聞いてみてくださいね。
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。