こんにちは。
POPの学校スタッフのホッターです。

先日、テレビを見ていると、とても面白いことを言っていたので、皆さんにもご紹介しますね♪

「驚安の殿堂」を掲げる、あのディスカウントストア最大手のお話です。

 

ドンキのPBパッケージは〝ニュース〟

 

情熱価格

 

ドンキ、行きますか?
私はついつい行ってしまい、買う予定のなかった物まで買って帰る派です(笑)

そんな手書きPOPで溢れかえるドンキ。最近は、店内のあちらこちらに黒文字の「ド」という大きなロゴが書かれたオリジナル商品(PB)が目立ちます。

このPBは「情熱価格」というドンキオリジナルのブランドなのですが…
このパッケージンの文字が多いこと多いこと!!
長文です。
そう、パッケージがPOPになっているんです!

なぜ長文POPのパッケージになっているかと言うと、お客さまが知らなかった商品の情報を“ニュース”として届ける意図があるとのこと。

これまで以上の「ワクワク・ドキドキ」をお客さまに感じていただけるように、お買い得感や商品の隠れた魅力を「驚きのニュース」と称し、パッケージで伝えているとのことで、私もまた早くドンキに行きたくなりました〜!

 

良い商品は「言葉」で伝える

 

商品を手に取るお客さま

 

実際に見たことがある方はお分かりだと思いますが、本当にこのPB商品の長文には引き込まれるものがあります。

私も、初めて見た時には思わず「何これ!?ほんとにこんなに美味しいならば、買ってみる!?」と家族に見せて買い物カゴに入れたことを覚えています。

 

ドンキを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)上席執行役員PB事業統括責任者の森谷健史氏は、「『そうなの?』『へぇー』『マジで?』『安い!』。感情が揺らぎ、感嘆詞を発してしまう要素が驚きのニュース。それがない商品は、情熱価格のラインアップから外すようにした」と言っていました。

どうりで引き込まれるはず!

 

商品を売る言葉は、感情に届けるっ!

納得するお客さま

普段、POPを書いていると、ついついイラストや見映えのよさを気にしてしまうところ。
確かにこれらもとっても大事です。
でもそれ以上に大事なのは、お客さまの感情を揺さぶること。
それには「言葉」が1番です。
私が、ドンキのPB商品のパッケージを読んで購入したのもここにあります。普通の商品説明だったらそんなに読まないのですが、妙に納得させられてしまうドンキらしさがあります。

例えば…
「進学とか単身赴任で数年間だけ必要? その程度の機能ならドンキで十分だ!」
これ、なんの商品コピーだと思いますか?
実は洗濯機なんです(笑)

思わず「あぁ〜ね!」「確かに!」と思いませんか?
あまりに潔い言葉に、一緒に買い物にきた人にまで「見てみて」と言いたくなっちゃいます。

今日洗濯機は買わないにしても、お買い物自体が楽しくなりますよね(笑)

 

私だから書けるPOPがある

文字を書くスタッフ

ドンキに限ったことではありません。お店でPOPを書いていても「私だから書ける」POPが必ずあります。

一人暮らし中の人、子育て中の人、介護中の人、毎日料理を作る人、めんどくさがりな人、疲れている人、ダイエット中の方、シニアの方、主婦の方

みんながみんな、経験しないと知らないことを持っています。それを、POPに自分の言葉で書くことで、お客さまの心が動く説得力のあるPOPが書けます。

ぜひ、自分の生活や経験してきたことを思い出しながら、POPを書いてみてください。

 

 

そろそろおでんの季節になりました♪
一足先にPOPを書いて準備しておきませんか?

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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住

ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。