こんにちは。
POPの学校スタッフのホッターです。
先日、「やっぱり、言葉の力ってすごい!」と感じたことがあったのでご紹介します!
「伝説にしたいコロッケ」
先日、スーパーのお惣菜コーナーによると…
「伝説にしたいコロッケ」とラベルが貼られたコロッケが目に入りました。
実はそのとき、何を買うか全く決めていなかったのですが、「伝説にしたい」なんてワードを見たら「買ってみたい…!!」って思っちゃうじゃないですか!
そして私は、買う予定のなかったコロッケを、カゴの中に入れたのでした。
これって、すごいことじゃないですか?
たった数文字が心を動かす
もしこのコロッケが「おいしいコロッケ」「当店自慢のコロッケ」などの商品名では、「ふ〜ん、そうなんだ」と思うだけで、商品は手に取らなかったと思います。
この、目に入るたった6文字の力で、お惣菜部門の売り上げは上がったんです。
買い物をするとき、やっぱり、最後に人の心を動かすのは「言葉の力」ではないでしょうか?
商品名やキャッチコピーで、商品やサービスの印象も変わりますし、キャッチコピー1つで商品の売れ行きがガラっと変わるといっても過言ではないですよね。
商品名を変えて爆売れした商品達
先ほどの「伝説にしたいコロッケ」のように、売り上げになるか廃棄になるか、ものすごく大事な『商品名』。
実は世の中には、改名して売れ出した商品がたくんさあるんです!
1「缶入り煎茶」→「お〜いお茶」伊藤園
2「ネピア モイスチャーティシュ」→「鼻セレブ」王子ネピア
3「WEST」→「BOSS」サントリー
4「日清カップカレーライス」→「日清カレーメシ」日清食品
5「パレット」→「スペーシア」 スズキ
6「クララ」→「龍角散ダイレクト」 龍角散
他にもまだあるのですが、まさに“名は体を表す”ですね。
う〜ん、商品名って奥が深い!!
「買いたい!」と思う裏には言葉あり!
POPを書いていると、ついつい見栄えやイラストに時間を使っちゃいがちですが、本当に大事なのはキャッチコピーや説明文と言った『言葉』。
商品名を決められる店舗でしたら、商品の命を決めていると言っても過言ではありませんっ…!
皆さんも、買い物をしていて思わず手に取ってしまった商品があったら「どんな言葉が使ってあるのかな?」と探してみてくださいね♪
きっとこれからのPOP作りの役に立ちますよ。
【動画】言葉の力を学ぶならこの動画!
「POPの学校YouTube」では、ほぼ毎日POPのアレコレを配信中!
こちらの動画は、力強いキャッチコピーの紹介をしています。
ぜひ見てみてください♪
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。