こんにちは!POPの学校スタッフのホッターです。
POPコピーが長くなっちゃうこと、ありませんか?
好きな商品だったり、レシピ紹介のPOPだったりすると、ついつい3行、4行…それ以上になったりするもの。
そんなときに使える簡単テクニックをご紹介します!
3行超えたら罫線を引こう!
「あらら?文字ばっかりのPOPになっちやった!」
そんなとき、ありますよね(笑)
『POPに書く文字はできるだけ短く』とは言われているものの、いつもそういくとは限りません。
例えば、料理のレシピを紹介するPOP。
分かりやすく写真を使ったとしても、どうしても文字が多くなる…
「文字が多いとお客さまに見てもらえないかも…!?」と心配になりますが、そんなときは罫線を引きましょう♪
罫線を引くことで文字が劇的に見やすく、読みやすくなるんです!
便箋は罫線があるから読みやすい
便箋にお手紙を書くとき、最初から罫線が入っていますよね。メモ帳や手帳にも、あらかじめ薄い罫線入りタイプも多くあります。
罫線があることで、文字がキレイに書きやすいのはもちろんですが、お手紙を読む側も読みやすいですし、メモ帳も後で見返した時、圧倒的に見やすいはずです。
POPも同じです。
たくさん文字を書いていても、罫線があることで目線にガイドラインができて、読みやすいPOPになるんです。
また、罫線効果で文字が「1つの寄り集まり、カテゴリー」に見えるので「ここがレシピの手順ね」「ここが材料ね」と分かりやすいのです。
POPに罫線を引くときのコツ
「POPを見やすくしよう!」と思って引いた罫線が目立ちすぎてごちゃごちゃしてしまった…!なんてもことにならないよう、POPに罫線を引くときのコツを3つお伝えします。
①線は、淡い色・薄い色を使う。または、POPの中で3色以内に収まるように心がける。
罫線の色が目立ちすぎると、文字が見にくくPOPがごちゃごちゃに見える原因になります。
できるだけ、淡い色や薄い色で罫線を引くようにしましょう。
また、淡い色・薄い色でなくとも、1枚目の写真のように「黄色の紙✖️黒文字✖️赤罫線」といったように、POPの中で3色以内に色が収まるようにするのもアリです。
②文字より気持ち細い線にする
文字より太い線で罫線を引くと、文字より罫線の方に目が入ってしまいます。
お客さまに見て頂きたいのは POPコピーなので、罫線は文字より気持ち細い線にするとバランスが取れます。
③あえてフリーハンドで書く
「定規で真っ直ぐ罫線を引いた方がキレイに見える」と感じる方もいるかもしれません。
が、しかし!手書きPOPの場合、あえてフリーハンドで罫線を引くのがオススメです。手書き文字にもなじみ、温かみのあるPOPになりますよ♪
POPは見やすく読みやすいのが1番!
このようなテクニックを使うと、POPはグッと見やすく読みやすくなります♪
「文字がいっぱいになっちゃった!」というときは、ぜひ罫線を引いてみてくださいね!
マネしてOK!これからシーズンのPOP
POPの学校YouTubeでは、ほぼ毎日POPにまつわるアレコレを配信中!
山口校長が解説する『このまま使える!52週コトPOP』では、プロのPOPライター前田りかさんのPOPが見られます♪
ぜひぜひマネして書いて、売場につけてみてください!
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。