第1回「食品商業POP大賞」の募集が終了!
商業界POP大賞が終了して、流通小売業においてPOPコンテストをやっているところはどこもなくなっちゃったなぁ~。と思っていたら、今年に入り食品商業の三浦副編集長からPOPコンテストを行いたいと相談がありました。
「おーっ、それは素晴らしい!!やりましょう!!!」
ということで、
第1回「食品商業POP大賞」の企画がスタート!
しかし、やりましょう!と二つ返事で言ったはいいもの、字が下手、イラストが下手だから応募できないという方もいるので、集まるかなぁ〜と心配していましたが、募集が終わってみれば想像以上の応募数にびっくり仰天(゜゜)
コロナ禍における審査方法
一般的な審査は会場にPOPを並べて付箋を貼っていき、付箋の数が多い作品の中から最優秀賞等を合議制で決めていきます。
5類になったコロナですが、実は今も感染者数は酷い状態なので審査はオンラインでやろうとなったのですが、予想を上回る応募数に急遽一次審査を僕がやり、数を絞った状態で本審査を行うことにしました。
コロナ禍におけるこの審査方法は初めての試みでしたが、今まで以上に議論もでき無事全ての審査を終えることができました。
「下手な鉄砲(POP)も数撃ちゃ当たる」のか?
言い方を変えると下手なPOPもいっぱい出せばどれかは入選する!といことかな(笑)でもそんなことはないです!だって忖度なく公平に選んでいるのと、実力者揃いなので下手なPOPが入賞することはありません💦
ここでいう下手なPOPとは、コピーがお客様に伝わっていないことを言います。つまり、POPはテクニックが上手くてもお客様の買いたい動機が起きなければ売れないからです。でも、そのうち下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるようになるから、ドンドン撃っちゃいましょう(笑)
あと、意外と質問が多いのが「手書きじゃないと応募できませんか?」ですが、全くそんなことはありません。手書き、パソコンなどなんでもOKです(^^)
やはりPOPは数稽古が大事!
では、POPコンテストで選ばれるために求められていることは何かと聞かれれば、やはり数稽古が一番大事です!数を書けば売れるPOPとはどういうものかが自然とわかるようになります。
つまり、POPはテクニックではなく言葉が一番大事だということがわかります。みんなが知っているヴィレッジヴァンガードのPOPは作り方は同じでも、伝え方はひとつひとつ違います。つまり、この本を誰に読んでほしいのか、どんなコピーにすれば手に取ってもらえるかを常に考えているからお客様の共感を得られたのです。
今年のPOPコンテストの結果発表は11月号(10/6発売)で掲載されます。今年は応募を見送った人も、来年はぜひチャレンジしてくださいね^^
さあ、第1回「食品商業POP大賞」の大賞は誰の、どんなPOPだったのかをお楽しみに(^^)
優秀賞に匹敵する価値がある「編集部特別賞」
最後にもうひとつ大事なお話があります。3人の審査員に加え、今回は食品商業から三浦副編集長んも参加していただいた。三浦さんは数多くの店舗取材をされているので彼の目は我々の視点とは全く違うものがあります。
その三浦副編集長の選んだPOPには優秀賞に匹敵する価値があります!!!他のコンテストだと今一つ価値が見えづらいと感じていましたが、今回の編集部特別賞を受賞された人は大いに自慢をしてください!!!