こんにちは。
POPの学校スタッフのホッターです。
今日はとってもとっても大切な、POPを書く上で核になる部分をお話します!
お客さまが求めているのは「モノ」<「コト」
今お客さまは、価格が安いというだけで物を買うことが減りました。
その商品が自分の生活をどんなふうに良くしてくれるのか、ワクワク、ドキドキ、ゆったり…というように、どんな感情になるのかもとても大切なポイントになります。
そんなとき、お客さまのお買い物のお手伝いができるのが「コトPOP」なのです。
「モノ」と「コト」の違いとは?
POPには「モノ」が書かれたPOPと「コト」が書かれたPOPがあります。
「え?POPはPOPでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、これが全然違うんです!
モノPOP
商品の機能・特徴・価値を伝える
コトPOP
商品によって生まれるお客さまの「良いコト」「楽しいコト」を伝える
今、商品やサービスは、何を買ったら良いのか迷うほど並んでいます。
そんな中、お客さまは「商品を買う」ということだけから「その商品やサービスを買ったときに体験でできる良いコトや楽しいコト」を求めています。
そして、実際に良かったら、自分のSNSでみんなに伝えるといった購入の流れがあります。
コトPOPでは、その「商品やサービスを買ったときに体験でできる良いコトや楽しいコト」を伝えることができるのです。
「コト」には3種類ある!
お客さまは自分にとって「良いコト」が分かると、その商品が欲しくなるんです。「食べてみたいな」「使ってみたいな」「体験してみたいな」と言ったふうに。
その、大事な「良いコト」は「3つのコト」に分けることができるのでご紹介します♪
価値がわかるコト
お客さまは買い物をするとき、商品の価値やこだわりを知りたいと思っています。
例えば、商品のこだりの製法などを知ると「そうなんだ〜!」と驚きますよね。そんなふうに「なるほど!」「そうなんだ〜」と思ってもらえることが大切です。
役に立つコト
POPを見て「困っていることの解決方法」「商品の使い方」「おいしい食べ方」が分かると、商品に興味がわいたり、これまで以上に商品への評価やイメージがUPします。
ワクワクするコト
お客さまは、ワクワクする体験や、より良い生活スタイルを求めています。知らなかった感想や体験談、エピソードを知ると、感情が動かされ「買いたいな」「体験してみたいな」と期待します。
これら3つのコトを中から1つをポイントに伝えたり、合わせてPOPに書くことで、お客さまの「それなら買いたい!」を引き出しましょう♪
日本中に「コト」POPを増やそうー!
コトPOPがお店に増えることで、お客さまのお買い物がワクワクに変わり、その商品やサービスを使う家庭にも、ワクワクが広がります♪
今書いているPOPは「コトPOPかな?モノPOPかな?」と考えて、ぜひコトPOPをどんどん書いていきましょう!
【動画】実はとてもカンタン!「モノ」と「コト」の違い
「POPの学校YouTube」でも「モノ」と「コト」を分かりやすく紹介しています!5分で見られるのでポチッとしてみてね♪
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。