こんにちは。POPの学校スタッフのホッターです。
一生懸命作った商品。
そんな商品の作り手と、同じようにお客さまが商品に愛着を持てたら良いですよね。
実はそれ、POPで出来るんです!
商品を「あ、いいなぁ」と思ってもらうために
お客さまは、商品ができるまでの工程や苦労、失敗談や成功体験などを知ると、商品に愛着を持ちやすくなります。
例えばテレビでも、商品ができるまでの製造工程を紹介しているところを見ると「すごいなぁ。こうやって出来てるんだ」「今度買ってみよう」という気持ちになりませんか?
こんな風に、作り手と同じように感情移入し、商品に興味が湧き、購入に結びつくのです。
例えば、こんなPOP!
例えば、こんなPOPも、エピソードPOPの1つです。
V.S(ビタソイル)スイカは1玉の価格帯が高いのですが、作り手が手間ひまかけて作る、とても甘くて美味しいスイカです。それをお客さまに伝えましょう!
<このエピソードPOPで意識したこと>
・あえて方言で書くことで、作り手を声が聞こえるようにする
・イラスト入りで商品をイメージさせる
・より伝えたいところは、赤文字にする
・文章が長いので、読みやすいようにグレーの罫線を引く
商品にはエピソードがある
どんな商品にもエピソード(物語)があります。商品が私たちの目の前にあるには「商品企画」「市場調査」「デザイン」「販売計画」「社員教育」「販売計画」など、さまざまなプロセスを経ています。
そのさまざまなプロセスは、陳列させているだけでは、お客さまから見えません。
もしかしたら、スタッフ内では商品の勉強会があったり、バイヤーから商品情報を聞いているかもしれません。
それでは勿体無いので、ぜひ、POPでそのエピソードをお客さまに伝えましょう。
エピソードは、商品のホームページやSNS等にも書いてあるときがあるので、ぜひ調べましょう。
要点を絞って分かりやすいPOPにしよう
作り手の商品に対する愛着が高ければ高いほど、「これもPOPに書きたいな…あれも書きたいな」と豊富にエピソードが出てきます。でも、あれもこれもPOPに詰め込むと、分かりにくいPOPになってしまいます。
なので、まずはエピソードの整理から始めましょう。
その中で1番伝えたいこと→キャッチコピー
説明コピーはキャッチコピーを詳しく説明する形にすると、分かりやすいPOPになりますよ。
ぜひ、分かりやすいエピソードPOPで、お客さまの共感を引き出し、売上繋げましょう!
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。