こんにちは!
POPの学校スタッフのホッターです。
みなさま、本屋さんは行きますか?
本屋さんはPOPの宝庫なんですよ〜!
手書きPOPを学ぶなら本屋さんへ!
わざわざ紙の本を買うのは「ここぞ」と思う1冊を買うときだけになってしまった最近ですが、買わなくてもなんとなく本屋さんに入ると1周ぐるりと回ってしまうもの。
「何かないかな」と思いながら本を見るのも良いですが、本屋さんといえば、そう!POP!!
本屋さんは、POPの宝庫。学べることがたくさんあります。
・書店員さんの言葉で書いてある、惹きつけられるキャッチコピー
・丁寧に書かれた読みやすい文字と色
・シンプルで分かりやすいレイアウト
・本や文字を邪魔しない背景やPOPパターン
・本を隠さないPOPのサイズ感
・つけるべき本にしっかりついているタイムリーさ
まだまだ、たくさんあります。
ぜひ、本屋さんにいったら手書きPOPを観察してみてください。
「本屋さんってスゴい!」と興奮するハズです(笑)
本屋さんのPOPは、どうして手書きなんだろう?
本屋さんのPOPって、手書きのものが多いですよね。1枚1枚、本の雰囲気に合ったPOPで、本より先に目がいってしまうこともしばしば。
私なりに色々考えて見たのですが、やはり「手書き」だと、活字で埋め尽くされている売場で目立つと思うのです。
それは、「違和感」にも似たような「急に手書きがあるぞっ!」といった感じでしょうか。
また、キャッチコピーも書店員自身の心が揺り動かされた「ここぞ」という文章や気持ちがいっぱいに書かれています。
それはまるで、本とお客さまへのラブレターのようです。
DMやLINEではなく、あえてラブレター。
だから、お客さまも見てしまうのではないかと、そんなことを思うのです。
こんなPOPは本屋さんでしかできないよねっ!
さて、POPといえば紙に書くと思いがちですが、本屋さんならではのこんなPOPもあるんです!!
本のカバーがPOP!
元々ある表紙の上から、あえてPOPカバーを被せるという大胆なPOPです。
でもこれが、売場の中で目立つ目立つ!
キレイで整った本の表紙たちの中に、突如現れる手書きの文章(笑)
これも良い意味での違和感ななせる技!
こういう工夫が見られるのも、勉強になります。
本の表紙ってPOPそのもの
本の表紙を見て、本を手に取ることってありますよね。
これってまさしく『POP』ですよね。本屋さんのPOPや表紙には、見た人の感情を揺り動かす言葉が並んでいます。
もしみなさんが今度本屋さんに行って、POPや表紙を見て手に取った本があれば
「自分はそれを見てどんな気持ちになったのか」
「自分はなにが気になって手に取ったのか」
「自分はどこに目がいったのか」
をちょっとただけ考えてみてください。
それが、あなたのPOP作りの役にきっと立つはずです。
本屋さんで、こんなことも学べる!
POPの学校YouTubeでは、ほぼ毎日POPにまつわるアレコレを配信中!
みんなが悩むキャッチコピーのヒントも、本屋さんにはたくさんあるっ♪
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。