POPを書いている人なら誰しもが必ず通る難題。

それが……
『キャッチコピーが難しい』
『キャッチコピーが分からない』
『キャッチコピーを考えるのが面倒くさい』

分かります、分かりますとも。
今日はそんな『キャッチコピー』の作り方を紹介します!

キャッチコピーは「自分の本音・体験」を書く!

 

 

ついつい、「良いキャッチコピーを考えなくちゃ」と力んでしまいがちですが、まずは肩の力を抜いて頭を真っ白にして……

その商品を見たときや食べた時、1番最初に何を思いましたか?

「ストレス解消になる甘さ〜!」
「辛すぎて食べられないときは追いチーズしよう」
「量が多いなぁ。これって冷凍できるのかな?」
など色々あると思います。

そう、それがキャッチコピーになります!

「ここから、もっとキャッチコピーっぽくしなくちゃ」なんて思わなくて大丈夫です。
あなたの飾らない本音や体験が、1番のキャッチコピーです。

 

本音のキャッチコピーがお客さまの気持ちを動かす

 

 

今はチャットGPTなどのAIに「○○のキャッチコピーを作って」と入力すれば、パパッと出てきます。

どうしてもPOPを書いたり考えたりするのが苦手という方や最初のうちは、AIのキャッチコピーを参考にするのもありだと思います。

でも、POPに書く商品の「ホントのところ」を知っているのは、体験した「あなた」だけ。

その「ホントのところ」をお客さまは知りたいし、そんなPOPに感情が動かされて商品を買います。

なので、「私が思ったことなんて」や「こんなこと単純すぎて書けないかも」なんて思わず、そのまま気持ちをPOPに書いて良いのです。

 

もっと、実際のPOPを見てみよう!

スンドゥブのPOP

 

これは、私が大好きな韓国料理屋さんで食べたスンドゥブチゲです。

見た目はめちゃくちゃヒリヒリ辛そうでしょう?
実際に食べたら、それがそうでもなかったのでビックリ!

なのでそのままそれを書きました!

「もっとカッコ良く、綺麗な文章にしなくちゃ……」と思わず、家族や職場の人に紹介するような、リアルな言葉のまんまで良いのです。
それが見た人に1番届きます。

 

キャッチコピーにはセンス不要!

 

魚屋のPOPを見る男性

 

キャッチコピーには文章術やワードセンスは要りません!

それより、あなたの言葉で(ときには方言なども使ったり)あなたの本音を書いてみてください。
少し長くなったり、短くても、いいんです。

きっと、お客さまはそのPOPを見て、商品をカゴに入れてくれるはずです。

 

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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住

ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。