「POPを書こう!」となると「私、絵心がないからPOPが書けません……!」「俺、絵が下手で!」と全力で拒否されることがあります(笑)
分かります……!分かりますともっ!
POPと言ったら、上手な絵が描いてあるイメージですよね。
そんなあなたに、今回はPOPの絵についてお話しします。
POPにはイラストがなくても良い!
そう、POPには必ずしも絵やイラストがなくても良いんです。
確かに、絵やイラストがあったほうが、イメージが伝わりやすいかもしれませんし、POPを書いている人にも、満足感があるかもしれません。
でももし、「イラストが描けないから私にはPOPは書けない」と思ってPOPを書くことを避けているとしたら、「イラストが描けない」ままでOKです!
POPに大事なのは、絵やイラストではないのです。
そう思ったら、ちょっとだけ、POPが書ける気がしてきませんか?
POPの役割はお客さまに商品の良さを伝えるコト
POPで1番大事なのは『お客さまに商品の良さやコト』を伝えることです。
そう、その良さやコトを伝える「言葉」をお客さまにPOPで見てもらって、商品を買ってもらうことがPOPの役割。
POPに描いた絵やイラストが上手で、お客さまの目に入ったとしても「絵が上手だったから買っちゃった!」とはなりにくいワケです。
それでもやっぱりイラスト入りのPOPが書きたい!
「絵が描けなくても良かったんだ!」と分かったけれど……
それでもやっぱりPOPにイラストを付けたい!と思っている方、いますよね(笑)
そんなイラスト苦手さんにおすすめのPOPイラスト法をご紹介します!
◆フリーイラストを使う
ネット上には、商用可能でPOPに使える無料のイラストがたんさんあります。
それをダウンロードしてPOPに貼る方法です。
上のイラストは無料のイラストサイト『いらすとやさん』のものです。
新社会人の方に向けた商品のPOPなどに使えますね♪
※時々、有料のイラストマークが入った(斜線など)イラストを使ってしまっているPOPを見かけることがあります。絶対にしないでくださいね!
◆自分で写真を撮る
商品の写真をスマホで撮って、それを貼るのも良いですね。
商品以外にも、自分やスタッフを撮って使うのも楽しいPOPができますよ♪
◆POPパターン、画用紙を台紙に貼る、マスキングテープを使う
前回の「POPの紙は何色がいい?「白」をおすすめする理由」でもご紹介した方法です。
特に商品や雰囲気にあったPOPパターンが書けるようになると、とても便利ですよ!
いろいろな方のPOPを見て、取り入れてみましょう。
自分の言葉で、商品の魅力を伝えよう
POPの役割は「言葉」で商品の良さを伝えるコト。
イラストや絵が描けなくても、自信を持ってドンドンPOPを書いていきましょう♪
「あ、POPの中の絵やイラストは言葉のサポート的な役割だったんだ」と感じる日がくるはずです!
POPの学校の企業研修で「伝わる」コトPOPを学ぼう!
POPには絵心は必要ない!と分かったところで…
お客さまに伝わって商品が売れる「コトPOP」を学びませんか?
POPの学校では明日からすぐ使える、売上げに直結する、企業向けの「コトPOP研修」「売場づくり研修」「ラウンダー研修」を行なっています!
それぞれに実践力を伸ばすノウハウがとギュッと詰まったプログラムです。
2020年度からオンライン研修も可能になりました。
一緒に楽しく、そして真剣に、あなたとコトPOPを書けることを楽しみにしています!
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ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。