POPの紙の色選びって、実は結構迷いませんか?

「商品と同じ青しようかな……」「目立つように赤がいいのかな?」と、色とりどりの画用紙の前で手が止まること、ありますよね。

今回は、そんな「紙選び」についてご紹介します!

 

POPの紙の色選びに迷ったら「白」にしよう!

紙選びに迷ったら白にしよう

 

まず、紙の色選びに迷ったら「白」にしましょう!

POPの紙選びって、実は慣れるまではとっても難しいのです。特に、画用紙やPOPの道具が充実していれば充実しているほど、色々な選択肢が出てきてしまい、ハードルが上がるのです。

私も、初めてお店でPOPを書くとき、100円ショップの色画用紙を何冊も手渡されて「この中から好きな紙を使っていいですよ〜」と言われ、オロオロしたことがあります(遠い目)

というわけで、まずはPOP初心者さんは「白」を選びましょう。

 

「白」がおすすめな2つの理由

 

「白」の紙をPOPに使うのがおすすめなのにはワケがあります。

◆読みやすいPOPになる

どんなに良いことを書いていても、POPの紙の色とマーカーの色などが合っていないと、お客さまはPOPをスルーしてしまいます。

例えば、ブルーの紙に同系色のマーカーで書いてしまったら、パッと見ても見えない……なんて悲しい事態に!

読みにくいPOPの例

POPを書き初めの頃は、紙とマーカーの色を考えるのはとっても難しいと思うので、ここは、とにかく抜群に読みやすい、「白」を選んで間違いなしです。

 

◆手に入りやすい

「白」の紙は比較的にどこでも手に入ります。私はPOPを書くときは白のコピー用紙を使うのですが、白のコピー用紙なら色画用紙と違って、間違えても「あーー!!なくなっちゃったからまた100均に行かないと……!」というパターンは少ないハズ。

POPを書き間違ったスタッフ

色画用紙ほどのプレッシャーもなく書くことができます。

 

白の紙だって工夫次第で色々できる!

 

「白の紙じゃ、POPが寂しくなりそう……」と心配しているあなた!そんな心配は無用です!

白の紙だからこそ、工夫次第で色々なPOPができるのです。

白の紙で工夫する

・マスキングテープを使う

・後ろから色画用紙を台紙として貼る

・POPパターンを書く

・折り紙や矢印マーク、指をつける

などなど

ぜひ、やってみてください♪

 

POP初心者さんは「白」から始めよう

 

最初は「POPのベースは白」と決めてPOPをドンドン書いていき、慣れてきたら少しずつ淡い色がついた紙にチャレンジしてみましょう。

「白」に慣れてきたら、ぜひ次は「黒」の背景でPOPを書いてみるのも良いですよ!

淡い色の画用紙と黒画用紙

 

白と黒のパンダPOPにステップアップ!

 

「黒」の背景と白のマーカーで書く、モノクロPOP。

通称「パンダPOP」こちらもとてもシンプルで読み易く、POP初心者さんにぜひ知ってほしいPOPです。

山口校長がパンダPOPについて紹介しているので、良かったら読んでみてくださいね♪

▼クリック▼

「POPの書き方」白と黒のパンダPOPを作る意味を考えた!

 

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ホッター/福岡在住

ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。

そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。

現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。