こんにちは。
POPの学校スタッフのホッターです。
突然ですが、あなたのお店でPOPを書いているのは誰ですか?
1人のPOP担当?店長?それともいない…などなどあると思います。
でも、確実に言えるのは、どの店舗でもスタッフはPOPを書きたがらないということです。(悲しい!でもこれが現実!)
それは一体どうしてなのでしょうか?
スタッフがPOP作成を拒否!どうして?
「POPを書きましょう!」言うと、10人中9人ぐらいに拒否されます。
「え〜!やだ〜!」「私には書けないって!」という声が飛んでくのも目に見えます。提案する方は「POPで売上が上がるのに!」と胸熱かもしれませんが、誘われた方は「げっ!」と思っているのです。それはなぜなのでしょうか?
それには大体3つの理由があります。
①字が汚いから書きたくない
「私、字が汚いから無理!」というのは100%聞きます(笑)
字については、「本当に自分の字にコンプレックスがある」「硬筆のような字しか書けない」「POPのよく見る丸字が書けない」など、さまざまな理由がひっくるらめていることが多いです。
POPを提案している側からすると、全然そんなことないのにと思えますが、本人からすると大問題なのです。それはPOPが人から見られるものだからです。
②絵心やセンスがないから書きたくない
これはその通りです。「絵が描けない」「美術の成績がずっと悪かった」「どう書いて良いか分からない」など、漠然としたPOPを書く不安があります。こちらも上記と同じように「下手なPOPを見られたくない」という気持ちがあることが多いです。
③業務が増えるのが嫌だ
こちらも多いです。「これ以上忙しくさせないでくれ!」「もっとやるべき業務があるだろう」など店舗全体に余裕がない場合が多いです。確かにそのような店舗も多いでの、POP作成を提案する時はタイミングも大事です。
POPを書いてもらうには
「それでもPOPを書いてもらいたい」「POPで売上をUPさせたい」と思う時は、ひと言POPから提案してみましょう。できれば、フキダシ型のカードなど決まった形の用紙を準備しておくと、用紙選びからしなくていいのでハードルが下がります。また、その手のひらサイズの小ささも心理的負荷を下げます。
そして「LINEをするように書いてください」と提案してみましょう。もしくは「X(Twitter)」でも良いですね。
とにかく気持ちが楽に、短い文章でいいんだと思ってもらうことが大事です。
「書きたくない」気持ちを想像しよう
POPを書きたくない気持ちはナイーブで繊細です。できるだけその気持ちに寄り添い、POPを書くハードルを下げ、最初の1枚を書いてもらうことが大事。店舗スタッフ全員でPOPが書けるようになる売上もぐんと上がるようになるはずです。
ひと言POPの書き方動画はこちら!
POPを書くハードルがぐっと下がるひと言POP。書き方はぜひこちらの動画を参考にしてください♪
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。