こんにちは。
POPの学校スタッフのホッターです。
タイトルを見て「え!そしたらPOPを書いても無駄じゃないか!」と思うかもしれませんね。
でもこれ、本当なんです。
お客さまはPOPを見ない!
基本的に、POPに限らずあらゆる広告物はお客さまからスルーされます。
そこを忘れたままPOPを書くと、「え!POPを書いたのにどうして売れないの!?」と言ったことになります。
「POPを書いたけど見られない」「POPを書いたけど売れない」は、こういったお客さま心理をスルーしたことにより起こります。
特に、力を入れて凝って書いたPOPで「見てみて!上手にかけたでしょう?褒めて〜!」と思っているほど、そのような傾向にあるような…(笑)(ホッター経験上)
では、POPを書いても無駄なのでしょうか?
いえいえ!そんなことはありません!
ここで、「じゃあ、どうしたらお客さまにPOPを見てもらえるだろうか?」と考えることが、めちゃくちゃ重要なんです。
お客さまがPOPをスルーする理由って?
お客さまがPOPをスルーするとき、無意識にこんなことを感じています。
・文字が多くて読むのがめんどうくさい
・何がお得なのかわからない
・何ができるかよくわからない
・POPの位置が分かりにくい
・値段が高そう
・どんな人がやってるのか分からない
などなど…。
私が今パッと思いつくまででもこのぐらいあります。
これに「POPに興味がない」がベースに入ります。(き、厳しい!)
さて、この「スルーする理由」は「面倒臭い」「分からない」「不安」の3つに分けることができます。
この気持ちをPOPで解決できれば、お客さまは「嬉しい!」「分かりやすい!」「安心!」の気持ちに変わります。
では具体的にどうしたいいのか、考えていきましょう!
POPをお客さまに見てもうために、こうしよう!
例えば、先ほど挙げた例を「スルー」→「POPを見る!」にしたいと思います。
どんな工夫をしたら良いでしょうか?
・文字が多くて読むのがめんどうくさい→写真を入れてパッとみて分かるようにしよう
・何がお得なのかわからない→1番お得なことを大きく書いみよう
・値段が高そう→高い「理由」をきちんと書こう
・どんな人がやってるのか分からない→スタッフや店内の写真やイラストを載せよう
いかがですか?
「どうしたらお客さまに見てもらえるだろう」から考えるPOPは、想像しただけで「嬉しい!」「分かりやすい!」「安心!」のPOPになる気がしませんか?
こんなふうに、「お客さまはどう思うかな?」「分かりやすいPOPかな?」と常に改良点を考えながらPOPを書くと、お客さまもPOPを見てくれるようになりますよ〜!
ちなみに、こちらPOPは写真付きのレシピPOP。写真があることで分かりやすいですよね♪
お客さまのことを考えるきっかけになる
「このPOP、どうかな?」と考えることは、売り場のお客さまのことを想う優しさのきっかけになります。
ぜひ、次にPOPを書くときは意識してみてくださいね♪
きっとこれまでよりお客さまの気持ちに寄り添ったPOPになりますよ。
POPの学校YouTubeも配信中!
POPの学校YouTubeでは、ほぼ毎日POPについてのアレコレを更新しています。
こちらのPOPは写真でパッと見せることで変化が分かりやすいPOPの例です。
良かったら見てみてください。
【デジタルPOP】カルビー じゃがりこ細いやつサラダ!iPadで手書き感たっぷりにPOPを書く!
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。