こんにちは!
POPの学校スタッフのホッターです。

「うちの商品、こんなふうにスゴいんですよ!!」という説明だけで埋め尽くされたPOPは、お客さまからすると「そ、そう…(商品の前をスーーッと通り過ぎる)」というものだったりします。

では、どんなPOPがいいんでしょう?

 

商品の自慢話POPは売れない!

 

悩むスタッフ

 

商品の自慢話をしたくなるPOPは、やっぱり『高額商品』『新商品』『販売目標がある商品』です。

高額には高額の理由もありますし、新商品も商品知識を調べれば調べるほど「ふむふむ」と納得することもあるでしょう。
目標値がある商品にはプレッシャーもあります。

でも、そんなの関係ないのがお客さま(笑)

何でもかんでも値上げラッシュの今日この頃。「余計なものは買わない!」とお財布の(スマホもかな?)の紐がギュギュッと固くなっていますが…

そこに「ね、良いでしょ!うちの商品!今日買わないと損するよ!」と来られると…お客さまは逃げたくなってしまいますよね。

 

コトPOPには『共感』がある!

 

 

そんなお客さまの心に寄り添えるのが、コトPOPです。

お客さまの顔を知っている店舗スタッフが、売場感覚や主婦感覚などをフルに使って書くので、そのコトPOPからは、POPを書いたスタッフの声が聞こえてくるし、背中をそっと押してあげる力があります。

だから、売れるんです。

メーカーが作ったピカピカの販促物に、スタッフが書いたひとコトPOPを付ける。実はそういうPOPがお客さまの目に止まったりするんです。

 

お客さまとのコミュ力が高いPOP!

 

POPは、商品を売る側と買う側の人がいます。そのコミュニケーションで成り立っているので、すなわちPOPは「接客」だったりします。

そう思って、2つのPOPを見てください。

POPの比較

左のPOPは「良い!すごい!」とアピールはしていますが、それだけ…ですね(汗)

対して右のPOPは、商品を売るスタッフが親切そうです。商品も丁寧に取り扱っていそう!

仮に、もし同じ商品で左のお店の方がちょっとぐらい高くても、右のお店で買いたい気がしませんか?

そう、お客さまは「ただ、買う」というよりも、買い物に「信頼」や「共感」「幸せ」を大切にしているんです。

 

コトPOPで買い物にHAPPYをプラスしよう

 

お客さまと商品

 

いかがでしたでしょうか?今、書こうとしているPOPは、お客さまとコミュニケーションが取れるPOPですか?

難しく考えなくて大丈夫です。
お客さまのことを想像しながら、自分の言葉で書いたらOK。あなたのPOPで、お客さまのお買い物に「HAPPY」をプラスしましょ♪

 

今月締切!
第1回食品商業POP大賞のPOP作品を大募集中です!

 

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【POP作品募集!】第1回食品商業POP大賞を開催します!【52週コトPOP】

POP大賞のサムネイル

 

あなたのPOPでチャレンジしてみませんか?
POPのビジュアルやテクニックを競うのではなく、お客さまが商品に興味を持って思わず書いたくなる「コピー」が主役です。
お気軽にご応募して下さいね。

○締切 2023年7月31日(金)※当日消印有効

 

【食品商業POP大賞の詳細PDFダウンロードはこちら】 https://drive.google.com/file/d/1X_f3uq9b9NXl2rAtDxypq4Kn4y4i0XN1/view?usp=sharing

 

▼POPの学校WEBサイトはこちら▼

POPの学校ロゴ

 

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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住

ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。