みなさん、こんにちは(^^)
「POPの学校」の校長 山口 茂です。
僕の大好きな作家といえば、
向田邦子さんしかいません!!!
そんな向田さんの言葉の中に小説・エッセイを
書く時に大切なことは何かが語られていました。
それは、
「感じること、考えること」
だそうです。
これが大きくて、書くという技術はほんの小さなもの
だと言っていました。
これって、ものすごくわかります。
コトPOPを書く時も感じることができなければ、
書けないからです。
だから、その努力を惜しまないことなんですが、
具体的にはどうすればいいかといえば、
カレーライスとライスカレーの違い
を考えてもらうとわかりやすいです。
向田さんの「昔カレー」の中にも出てきますが、
みなさんはこの違いを言葉にできますか?
う~ん……
と、言ったきりで黙ってしまっている方はいませんか(笑)
これが「感じること、考えること」だと思っています。
このエッセイの中では、
「お金を払って表で食べるのがカレーライス」
「自分の家で食べるのがライスカレー」
厳密にいえば、
「子供の日に食べた母の作った
うどん粉がいっぱい入ったのがライスカレー」
と語っていました。
蕎麦屋のカレーもこんな感じかも???
こんな日常生活の中でも感じること、考えることを
やっていたのかと感心して益々、
向田邦子さんの世界にのめり込んでいくのです(笑)
今は忙しくてなかなか読めないけど、
ゆっくり読める時間が来たら飽きるほど読みたいなぁ。