POPの道具箱の9アイテム目は、
引き続き、コトPOPコピーライターのナガイが入れます。
「いきなりですか!?」
「さぁ、POPを書こう!」
そう気合を入れたら、先ず何をしますか?
いきなりPOPを書こうとして…
・キャップをかけた途端、インクが飛び散った!
・文字を書こうとしたら、インクが水っぽかった!
・黄色の線を書こうとしたら、黒のインクが混ざって汚くなった!
こうしてPOPを書き直した経験はありませんか?
もしかして、今でもやっているとか⁉︎
「手元には裏紙!?」
私はPOPを書き出す前、マーカーを違う色や太さに変える時…いきなりPOPに書きません。
必ず裏紙に試し書きをしてから、POPを書き出ます。
広告の裏や、不要な書類の裏などでOK!
「いちいち面倒くさくないですか?」
以前、面倒くさがりの私に後輩が質問してきました。
確かに面倒!
でも…あとこの1行を書けばPOPが完成!
そんな時にマーカーのキャップをかけた途端、インクがボトっと用紙の上に落ちたら…
発狂もん!
それこそ、一から POPの書き直し。
そっちの方が面倒!
心が折れてヤル気が失せます。
なので、
初心者の方ほど裏紙を用紙して、試し書きをオススメします。
「試すだけじゃない⁉︎」
試し書きと言いながら…実は、
インクの調子を見ながら、
文字を書く準備運動も合わせてやっています。
以前、「コトPOPコピー道場」の土曜日のコラムに、POPを書く前に準備運動に文字のレッスンが効果的だと書きました。
(8月24日「コトPOPコピー道場」)
https://www.pop-school.com/pop-doujou/4549/
文字のレッスンをする時間がない方もいます。
そんな時は、インクの調子を見ながら直線やコイルのような曲線を書きましょう。
この時に使う裏紙は、A4サイズぐらいがベスト。
要らない用紙なので、大胆に試し書きが出来ます!
なぜ、文字ではなく線なのか⁉︎
私たちが書く文字は、直線と曲線で成り立っています。
特に、ひらがなは曲線が多くて、いきなり上手く書けません。
平仮名の「あ」「お」など結びを大きく書く文字には良い準備運動になります。
腕慣らしも兼ねて試し書きをすると
一石二鳥!
これなら朝イチにPOP依頼が来ても、問題はないですよね⁉︎
POPを無駄にしないために、
時間を効率的に使うために、
アナタの心が折れないために、
今からPOP道具の中に裏紙も準備しましょう!
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2020年の「POPの道具箱」は、
どんなアイテムが入るのか…
お楽しみに!
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