POPを書くとき、いつもどんな「順番」で書いていますか?

「え?まずは1番最初に商品名を書いて……」という方がいたら、勿体無い!!ぜひぜひ、この記事を読み進めてくださいませ!

必ずや今後のPOPのお役に立ちます。

 

「商品名」は1番最後に書こう

 

もったいないPOPの例

 

お店にあるPOPを見てみてください。多くのPOPは
【商品名→説明コピー→商品名、価格】の順番で書かれていませんか?

「え?普通だよね?」と思いましたよね。
そうなんです。間違いではありません。

でも、実はとっても損をしているPOPなのです……!

というのも、よくよく想像してほしいのですが、例えばドラックストアにお買い物に行って、ドーンと大きく商品名が書いてあるPOPが目に入ったとします。
どのくらい興味を引かれましたか?

最初からその商品が欲しいと思っていた人以外、POPの前を通り過ぎると思います。

だって、「商品名」だけ目に入っても、興味が湧かないから!
商品名が1番上に大きく書かれたPOPは、あまりにも勿体ないのです。

 

キャッチコピーを1番最初に書く理由

キャッチコピーから書く

 

では、何から書いたら良いのでしょう。
それは「キャッチコピー」です!

▼キャッチコピー作りの記事はコチラ▼
POPキャッチコピーは「私の本音・体験」が1番!

 

先ほど書いた通り、多くのお客さまは、商品の名前だけ見ても興味を持ちません。
しかも、お買い物をして歩いて通り過ぎるほんの一瞬、POPに目をやるだけなので、商品名に興味を持たなかったら、どんなに良い説明コピーを書いていても、POPを見み進めることはないのです。

せっかく書いたのに悲しいですよね……。

なので、ファーストインパクトとして、お客さまの心や感情を動かす「キャッチコピー」を最初に持ってくる必要があります!

例えば

「食中毒からあなたのお子さんを守る!」
「いっぱい食べても痩せる食材、ここにあり!」
「え!?」「めっちゃ売れてます!」

などなど。

思わず「え?なになに?」と商品を見たくなりませんか?
キャッチコピーは感情を動かすことができるので、POPを見た後、商品に手に取ったり、一緒に買い物をしている人に「ねえ、これ〇〇だって〜」と話して購入したと、次のアクションに繋がりやすいのです。

 

例外もあるよ!

 

と言っても、例外もあります。

▷商品名にインパクトがある

商品名自体が「面白い」「笑える」「特徴がわかる」「使い方や使うシーンがイメージできる」といった場合は、そのままバーン!とアピールした方がいいこともあります。

 

▷どうしもキャッチコピーが考えつかない!とき

 

落ち込むスタッフ

 

こんなときもありますとも(笑)キャチコピー、難しいですよね。
時間だけがどんどん過ぎていって、他の業務を圧迫してしまいそうならば、商品名をドン!と書いちゃってもOKです。

 

実際のPOPで見比べてみよう

 

では、順番を見比べてみましょう!

 

【最初に商品名】

まず、トーニングローションを知っているお客さましか反応してもらえないもしれません……(汗)
何度も言いますが、勿体無い!

POPのビフォー【最初にキャッチコピー】

「もう嫌だ!!」と言われたら、「え?どうしたの?」と気になっちゃいませんか?そして下の説明文を「ふむふむ」と読んで、同じ悩みがある方なら商品も気になりそうです。
お客さまのお悩みにも「共感」できていますね♪

POPのアフター

最初にキャッチコピーを書いて、人の心を掴もう

 

マンゴープリンのPOP

 

いかがでしたでしょうか?
これを知っておくと、売上が伸びたりお客さまの行動が変わってきたりします。

もし知らないスタッフさんがいたら、教えてあげてくださいね♪

 

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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住

ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。