こんにちは!
「POPの学校」の山口茂です。

先日行ったコトPOP研修では、テーマに「筆ペンを活用したオノマトペ」を選びました。参加者は入社1年目のフレッシュなZ世代!商品知識がようやく身についてきた頃かな、と少し心配していたのですが、いや…その心配は秒で吹き飛びました。なんてったってZ世代の吸収力、すごいんです!

今回の研修には左利きの参加者も一人。筆の運び的に右利き有利かな?と思いきや、彼はそのハンデをまるっと味方に。むしろ、左利きならではのリズム感で、こんなに“いい味”の出るコトPOPを仕上げてくれました!

 

いかがですか?このちょっとした“ウマヘタ感”がたまりませんよね。

そこで、なぜ筆ペンがZ世代に刺さるのかを考えてみました。

驚いたのは、新人さんたちが「筆ペンの方が好き!」と声を揃えて言うこと。理由を聞いてみると…

① 味が出る文字の上手さじゃなくて、書き手の個性が際立つ。

② 簡単墨1本とコピー用紙だけで準備完了(これ、一番大事かも)

③ コスパ最強早い、安い、ウマい!(吉野家の牛丼ではありません笑)

筆ペンの“ヘタウマ”な文字は、どこか愛嬌があって商品に親近感をプラスします。これがマーカーだと、「上手く書かなきゃ」というプレッシャーが先行してしまいがち。それが筆ペンだと、多少崩れてても「あ、これいい!」ってなるんです(^^)

世の中が考える「ヘタウマの定義」ですが、
ヘタウマとはテクニックは下手だけど、感覚がうまいこと。そして、それが人を惹きつける魅力になっているものを指す。みたいなことが書かれています。

筆ペンがスーパーマーケット業界に革命を起こすかも!?と考えているのは僕だけかもしれませんが、特にスーパーやコンビニ、ドラッグストアで働く人には朗報です!現場ではPOPを書く時間なんてほとんどない。でも筆ペンなら、中字の墨と薄墨、朱だけ用意すれば、驚くほどサクッと作れます。

実際、筆ペンの文字は視認性が高く、温かみがあるのでお客様の目を引きやすい。手間もコストも最小限で最大効果を発揮する筆ペンPOP、これからの販促の必需品になること間違いなし!

筆ペンの魅力といえば、アーティスト片岡鶴太郎さんのエピソードを思い出します。彼は左手で書や絵を描くことで、独特の味わい深さを生み出しています。もちろん僕も挑戦しましたが、あえなく敗北しました(><)

今回の研修を通じて、筆ペンPOPがいかに簡単で効果的かを実感しました。そして何より、新人さんたちの楽しそうな姿が印象的でした。

あなたもぜひ、筆ペンを手に取ってコトPOPづくりに挑戦してみてください。と言いたいところですが、現場の長である店長の理解が先に必要になるので、その啓蒙活動も同時に進めていきます。

それでは、また明日のブログでお会いしましょう。

POPの学校」では、
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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)

株式会社山口茂デザイン事務所 代表取締役
「POPの学校」主宰
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約31万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。