こんにちは!POPの学校スタッフのホッターです。
一気に暑くなりましたね〜!皆さん大丈夫ですか?
私は今朝、あまりに暑くていつもより早く目が覚めてしまいました〜。
そんな今日は「ついで買いPOP」をつけよう!について♪
備蓄米の売り場に、一緒に置かれていた商品は…
先日、スーパーのお米売り場に行くと、備蓄米が並んでいました。
「おっ!」と思い買おうとすると、備蓄米の隣に「本みりん」も陳列してありました。
そこにはPOPも。
POPには「備蓄米を炊くときに、本みりんを小さじ1杯ほど入れると美味しくなりますよ!」
と書いてあるではないですか。
備蓄米を買うか買わないか迷うのって
「古いお米でしょう?買って美味しくなかったら嫌だし…」
というところだと思います。
そこで、お店側もPOPに美味しい備蓄米の炊き方を書いて
本みりんも一緒にいかがですか?と提案しているわけです♪
ベテラン主婦さんからしたら、「そんなの知ってるわよ〜!」といったところかもしれませんが、
知らない方からしたら「へぇ〜!そうなんだ!やってみよう」とPOPがついている本みりんをカゴに入れますよね。
また、知っていたけど忘れていたお客さまにとっても
「あ、そうだったな」と思い出すきっかけになります。
お米と一緒に、本みりんだけ陳列していても「お米売り場になんでみりんが突如としてあるんだろう?」と
思う方もいると思いますが、ここに「おいしい炊き方」のPOPがあることで
本みりんの「ついで買い」も促せるのです。
(ちなみに、うちにはたまたま、POPがついている本みりんと同じ商品が家にあったため、
よぉ〜く浸水させた備蓄米に本みりんとお酒を小さじ1杯ずつ入れて炊いたところ
米の味にうるさい夫が「おいしい!」と言っていました(笑))
「ついで買い」を店舗で促そう!
そもそも「ついで買い」とは、元々買う予定がなかったのけど買っちゃった現象です。
皆さんも、スーパーに行ってついついお菓子やアイスを買っちゃって
「あれー?思ったより色々買っちゃったな〜」ってことありませんか?
これを店舗の工夫で促せるポイントが2つ!
①関連商品を一緒に陳列する
②「ついで買い」POPをつける
です!
①関連商品を一緒に陳列する
先ほどの、備蓄米と一緒に陳列してある本みりん、といったように、
「この商品を買うなら、これも一緒にあるといいよ」といった商品を並べて陳列しましょう。
例えば今の季節なら
冷凍食品コーナー横に保冷バック、
ゴーヤやトマトの横に、美味しくなるタレ
などといった感じです。
ポイントは、一緒にオススメする商品は、あまり高くないちょっとしたもの。
「あ、そうそうこれも買っておかなくちゃ」
「あら、これ使うと美味しそうね、試してみようかな」
と気軽に手に取れるものがオススメです。
②「ついで買い」POPをつける
これが大事!
ただ一緒に陳列するよりも
「これを使うと簡単においしくなりますよ!」
「今だけの限定品です!」
などのPOPをつけてあげることで、お客さまが商品を手に取る確率はグッとあがります。
お客さまの「これもあったら良いかも!」という気持ちを後押ししてあげましょう。
楽しい「ついで買い」をPOPで提案しよう
本来、「ついで買い」って楽しいものなんですよね♪
「あ、新商品が出てる!」「へぇ〜!こんな便利なものがあるんだ!」「安いっ!」など。
いつもとちょっと違う商品にチャレンジしたりすることで
生活にちょっぴり発見があったりするのです。
そんな楽しい「ついで買い」をPOPで提案して売上UPしていきましょう!
POPの学校ではPOP研修を行なっています
POPの学校では明日からすぐ使える、売上げに直結する、企業向けの「コトPOP研修」「売場づくり研修」「ラウンダー研修」を行なっています!
それぞれに実践力を伸ばすノウハウがとギュッと詰まったプログラムです。
2020年度からオンライン研修も可能になりました。一緒に楽しくコトPOPを学びませんか?
▼クリック▼
・企業研修を行いたい方はコチラからお問い合わせ、お申し込みください。
ーーーーーーーーーーーーーー
ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。婦人公論.jpにて作画を担当。