こんにちは!POPの学校スタッフのホッターです。
今日は『「伝えたい相手」が決まらないとPOPもキマらない』というテーマについて!
「伝えたい相手」が決まっていないと…
POPを書こうとすると、手が止まる。
そんなときは、商品知識がまだ足りていないか、難しく考えすぎているかということが多いですが、
実はもう一つあります。
それは「伝えたい相手」が定まっていないこと。
「POPで伝えたい相手なんて、お客さまに決まっているじゃない」
と思うかもしれませんね。
でも「お客さま」と思って書くと、
POPがたちまちボンヤリしたものになります。
そう、「お客さま」だと伝えたい人が多過ぎるのです。
伝えたい相手がわかると、POPが書ける
来店されるお客さまにも、さまざまな方がいますよね。
年齢、性別、性格、所属、好み、ライフスタイル…。
同じ方は1人としていないはずです。
POPは、この「同じ人は1人もいない」を前提として書きましょう。
そうすることで初めて、本当に伝わるPOPを書くスタートラインに立つことができます。
例えば、レインブーツのPOPを書くとします。
「おすすめ!梅雨にレインブーツ」と書いても良いのですが、
「伝えたい相手」を考えて、もう一度POPを考えてみると…
「職場にも休日にも履ける、おしゃれなレインブーツ」
なんて書けるかもしれません。
「伝えたい相手」は
今、目の前に来店されてあるお客さまを観察することが1番です。
「あのお客さまが、この商品を手に取るとしたら、なんて声をかけたらいいだろう」
そんなふうに考えてみてください。
「伝えたい相手」が分かるとPOPがキマる
「伝えたい相手」を1人に絞ってPOPを書くと、POPがキマります。
脱・ボンヤリPOPです☆
よく、「POPはラブレターと同じ」と言われます。(今時ラブレターという表現も古風ですかね…笑)
皆んなにラブレターをあげていては、誰も振り向いてくれませんが、
1人の人に一生懸命書いたラブレターは、実るかもしれません。
それは、熱意が伝わるからです。
POPも一緒。
「いつも来店してくれる、あのお客さま」と「伝えたい相手」を明確に決めて、
POPを書いていきましょう♪
キマるPOPがたくさん書けるようになりますよ!
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。