こんにちは。POPの学校スタッフのホッターです。
皆様、台風10号は大丈夫でしたでしょうか?
店舗も臨時休業したり大変だったと思います。
そんな臨時休業明けのスーパーに行き、感じたことがあります。

 

「台風の影響で入荷できていません」POP

お知らせPOPを見るお客さま

 

青果や鮮魚売り場では、「台風の影響で入荷でていません」といったPOPが至る所に掲示してありました。
もし、このPOPがなくても、売り場に商品がなかったら「あ、台風のせいで入荷できてないんだな」と分かります。でも、ちゃんとPOPが付けてある。

そんなところに、お店の気遣いとか心遣いを感じました。
POPって、モノを売るだけじゃなくて、こんなふうに、お客さまに大切なことを伝えるという役割もありますよね。

 

POPの基本原則、知ってる?

POPの基本原則

 

私は、この「台風の影響で入荷できていません」というPOPは、大切なPOPの基本原則に則ってるなぁと思います。

POPの基本原則とは

①必要な場所に
②必要な情報を
③見やすく読みやすい文字で
④タイムリーに表示する

という、POP効果を最大限に引き出すことができる重要なルールです。

今回で言うと、品薄にっている商品棚で、お客さまの目の入るところに、わかりやすくすぐに量産できるパソコンPOPで簡潔に付ける。

これは、コトPOPだけではなく、モノPOPにも言えることです。

 

POPはコミュニケーションをとっている

 

ワクワク、うきうきするPOP

 

モノを売るためのPOPで溢れた店内に、そうではない、お店やスタッフさんからのソフトなメッセージに溢れたPOPを見ると、お客さまは知らず知らずのうちに安心感と親近感を抱きます。
これってすごく大切なコト。

先日、本で「コミュニケーションって『感情』のやりとり」という一文を読みました。
確かにそうだなと思うと同時に、「POPもお客さまと『感情』のやりとりをしているし、特に、女性にとってはそうだよなぁ」と考えました。
(ちなみに、夫にコミュニケーションについて聞くと「話すコト」と言っておりました。お買い物に対する男女差って、やっぱりまだまだありそうな気がします)

 

POPの基本原則を意識しながら、お客さまとPOPでもコミュニケーションをとっていきましょう♪

 

 

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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住

ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。