こんにちは。POPの学校スタッフのホッターです。
今日はPOPの「ある考え方」について書いていきます。
POPはスボラでいい。ズボラがいい。
「え?どうゆうこと!?」と思った皆様。私は思うのです。
「ズボラPOPがいいんじゃないか」と。
ズボラと言えば、「手抜き」と思われがちですが、ちょっと検索ワードの予測変換を見てみると、「ズボラ でも飼えるペット」「ズボラ 料理」「ズボラ 収納」など、「こんな私だけど叶えたい希望がある」という雰囲気に溢れていました。
POPって、まさにその中にあてはまるのではないでしょうか?
「POPを書きたいけど、時間がない」
「POPを書きたいけど、下手だから嫌だ」
など、POPを書くハードルは少しばかり高い、もっと言えば「余裕があるときにできればいいな」なものになりがちだと思うのです。なんと言いますか、砕けて言えば「書けたら書く」的な。
確かに、POPを書かなくても店は回ります。でもPOPを書けば、売上はUPする。お店もお客さまも楽しくなる。
だからこそ「ズボラPOP」精神が必要だと思うのです。
POPは続けてこそ意味がある
POPはナマモノです。生きています。賞味期限もあります。
なので、1枚書けたから、もうこの商品のPOPを終わり、ではないのです。
お客さまも、来店するたびに新しい売り場やPOPになっていると、いつも新鮮で楽しいと思うのです。
なので、POPは継続が必要となります。
続けるときに大事なのが「続けられるようにハードルを下げること」
ダイエットでも、1日だけ筋トレや食事管理を頑張っても、それを続けないとダイエット成功には至りませんよね。
(ちょっと耳が痛い話ですね)
POPも同じように、これだったら「サッと書ける」という方法を持っていると続けやすくなります。例えば、
・POPの紙の大きさは店舗で統一する。
・使うマーカーの色も店舗で決めておく。
・店舗のPOP担当1人じゃなくて、できれば複数人で取り組む。
・時にはデジタルPOPを活用する。
などなど。
使う紙やマーカーを決めておけば時間短縮にもなりますし、複数人で書けば、1人が負担することもありません。(もし1人の方が異動した場合にも、店舗のPOPが途切れることはありません)
デジタルPOPも、他店舗への共有に便利なので、使い方によっては他店舗もひっくるめて時短になります。
ズボラPOPでいこう!
ズボラPOPの大事な点は、時短できたところに、商品情報を調べる時間に充てられるところです。
ズボラ料理でも「ここだけやると旨くなる」ポイントってありますよね。
それと一緒です。商品のHPを調べたり、使ってみたりする時間は、POPの大事なポイント。
皆さんも、POPを継続するために「ズボラ」でいきませんか?
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ブログを書いた人:ホッター/福岡在住
ドラッグストア、調剤薬局でPOPや販促を担う。
そのPOP作りのドタバタ体験談を、イラストで実況中継した「POP1年生」(すばる舎)を上梓。
現在はPOPの学校スタッフとして、YouTubeで「iPadでPOPを作る/デジタルPOP1年生」を配信中。