みなさん、こんにちは。
「POPの学校」の山口 茂です。

ショート動画の「質問きてた!」シリーズ、
今回もパンチの効いたお悩みをいただきました。

「業界用語を使いすぎて、
お客様がポカンとしています。
これ、マズいですよね?」

はい、マズいです。

ものすごくマズいです(笑)。

今回は、売り場のあちこちに潜む

「謎の呪文」についてお話しします。

 

売り場は「クイズ大会」会場じゃない!

僕たちプロは、毎日その商品に触れているから、
ついつい当たり前のように専門用語を
使っちゃいますよね。

でもね、一歩お店の外に出れば、

お客様はその道の素人さんです。

それなのに、POPに「加水率」「デニール」
「アゴ」「4P」……
なんて書かれていたらどうでしょう。

お客様の頭の中には「?」マークが
ポコポコ浮かんで、最終的には
「……うん、よくわかんないから次行こう」
となってしまいます。

お客様は買い物に来ているのであって、
用語の解読に来ているわけじゃないんです(笑)。

 

専門用語は、心のシャッターを閉める「呪文」

難しい言葉が目に入った瞬間、
人の脳は「あ、これ自分には関係ないやつだ」
と判断して、
心のシャッターをガラガラガッシャーン!
と閉めてしまいます。

これを防ぐための合言葉は、

「中学一年生でもわかる言葉」。

例えば、居酒屋さんで

「本日のおすすめ、アゴの塩焼きです!」

と書くよりも、

「トビウオ、入荷してます!
身が締まってて、お酒が止まりません」

コチラのショート動画も参考に見てください。
↓ ↓ ↓

と書いたほうが、よっぽど喉が鳴りますよね(笑)

プロとしての知識が豊富なのは素晴らしいことです。

でも、その知識はPOPで「披露」するものではなく、
お客様が使いやすい言葉に「翻訳」するために
使ってください。

お客様が知りたいのは、
「その用語の定義」ではなく、「それを使うと、
私の生活がどう楽しくなるか?」だけなんです。

 

今日から「翻訳家」になろう!

明日、自分のお店に出勤したら、
POPを一枚一枚チェックしてみてください。

もし、
「これ、中学生の時の僕だったら
わかったかな?」

と疑問に思う言葉があれば、
それは「売り上げを止めている呪文」です。

今すぐその呪文を解いて、
優しくて美味しそうな「日常の言葉」
書き換えてあげてくださいね。

モノではなく、コトを伝える。
POPの学校®︎ / 日本AIPOP®協会

Make wonderful POP again tomorrow!(明日も素敵なPOPを!)

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コトPOP研修を行っています。
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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)

POPの学校 校長
山口 茂
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師/ 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約34万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。