みなさん、こんにちは^^
POPの学校の山口です。
「今日は特売日だから、
3割引のPOPをデカデカと貼ろう!」
もしあなたがそう考えているなら、
少しだけ待ってください。
残念ながら、今の時代、ただ「安い」
という情報だけではお客様の心は
ピクリとも動きません。
コチラも参考に見てください。
↓ ↓ ↓
なぜなら、街中が「安い」という
言葉で溢れ返り、
お客様の脳がその言葉を無意識に
スルーするように学習してしまった
からです💦
では、どうすれば買ってもらえるのか?
その答えは、「安さ」ではなく
「背徳感」と「ストーリー」
を売ることにあります。
1. お客様は「お得」より「事件」に惹かれる
今回提案したPOPには、
中央に大きくこう書かれています。
「これ知れたら社長に怒られます(汗)」
そして肝心の「3割引き」は、
中央下に申し訳なさそうに
小さく配置しました(笑)
このレイアウト、
実は高度な心理戦を仕掛けています。
お客様がこのPOPを見た瞬間、
脳内ではこんな動きが起こります。
• 「えっ、社長に怒られる?
どういうこと?」(好奇心)
• 「もしかして、店員さんが
勝手に安くしちゃったの?(笑)」
(親近感と笑い)
• 「今買わないと、社長に見つかって
元の値段に戻っちゃうかも!」(限定感)
2. 「買いたくなる」感情の正体は
「共犯者意識」
なぜ、このPOPで売れるのか。
その理由は、お客様を
「おトクな買い物をした人」から
「内緒の現場に居合わせた共犯者」
に変えてしまうからです。
人間は、完璧に整えられた広告よりも、
少しだけ「裏側」が見えるものに
親しみを感じます。
「社長に怒られるかもしれないけど、
あなたにだけこっそり安くしますね」
というスタンスを見せることで、
お客様との間に心理的な距離の近さが
生まれるのです。
3. 「理屈」ではなく「感情」で財布を開く
お客様がモノを買う理由は、
突き詰めれば2つしかありません。
1. 必要だから買う(理性)
2. 心が動いたから買う(感情)
「特売」という言葉は理性に訴えかけますが、
理性は常に「本当に必要か?」
「もっと安い店はないか?」と
比較・検討を始めさせます。
一方で「クスッと笑える演出」は、
感情にダイレクトに届きます。
笑った瞬間に警戒心が解け、
「これだけ面白いことを言う
店員さんから買ってみようかな」
というポジティブな動機に
変わるのです。
まとめ:POPは「会話」である
POPは単なる値札ではありません。
お客様との「会話」です。
「安いよ!」と叫び続けるのではなく、
「ねえ、これ内緒なんだけど…」
と話しかけてみる。
そんな遊び心が、お店のファンを増やし、
結果として売上を作っていくのです。
モノではなく、コトを伝える。
POPの学校®︎ / 日本AIPOP®協会
Make wonderful POP again tomorrow!(明日も素敵なPOPを!)
POPの学校」では、
コトPOP研修を行っています。
日本全国どこにでも伺います。

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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)
POPの学校 校長
山口 茂
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師/ 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約34万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。
