こんにちは、
「POPの学校」の山口茂です。
最近、ショート動画の「質問きてた!」シリーズで
こんな相談をいただきました。
「全部の商品に『店長おすすめ!』
って書いていたら、
どれが本当におすすめかわからなく
なってしまいました…
コチラも参考に見てください ↓ ↓ ↓
これ、実は多くのお店が陥ってしまう
「POPあるある」なんです。
今回は、なぜ「おすすめ」という言葉だけでは
売れないのか、その理由と解決策をお話しします。
売り場を盛り上げようとして、
あっちにも「おすすめ!」
こっちにも「店長おすすめ!」
と貼ってしまう気持ち、よくわかります。
でも、お客さんの視点に立ってみてください。
右を見ても左を見ても「おすすめ」ばかりだと、
脳はこう判断します。
「あ、これは単なる飾り(風景)だな」と。
情報が多すぎると、人は選ぶのが面倒になり、
結局「何も買わない」という選択をしてしまいます。
これを心理学で、
「選択のパラドックス」と呼びますが、
POPの世界でも全く同じことが起きています。
解決策はシンプルです。
「おすすめ」という言葉を禁止して、
その「理由」を書くこと。

「おすすめ!」と書く代わりに、
こんな一言を添えてみてください。
• 「店長が晩酌で3杯おかわりしちゃった、罪なつまみです」
• 「雨の日になると、なぜかこれだけ完売しちゃうんです」
• 「娘のお弁当に入れたら、初めて残さず食べてくれました」
どうですか?
「おすすめ」と書かれるより、
ずっと商品の魅力が伝わってきますよね。
POPの役割は、スペックを伝えることではなく、
買った後の「良いこと(ベネフィット)」を
イメージさせることです。

今日から、売り場の「おすすめ」を一枚剥がして、
その代わりに
「あなたの個人的な感想」
を書いてみてください。
それだけで、その商品は誰かにとっての
「特別な一点」に変わりますよ。
モノではなく、コトを伝える。
POPの学校®︎ / 日本AIPOP®協会
Make wonderful POP again tomorrow!(明日も素敵なPOPを!)
POPの学校」では、
コトPOP研修を行っています。
日本全国どこにでも伺います。

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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)
POPの学校 校長
山口 茂
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師/ 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約34万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。
