こんにちは!
「POPの学校」の山口茂です。

長年、銀座のコトPOP勉強会や全国のPOP研修をやっていると、思わず「おっ!」と声が出るPOPに出会うことがあります。書いた本人がその凄さに気づいていないこともあれば、狙ってバッチリ決めていることもあります。

POPを書く上で大事なのは、
「書き方のテクニック」ではなく、「伝え方のテクニック」!では、「おっ!このPOP、いいね!」と思わせる人は、一体何に気をつけているのか?

それはズバリ…

「フォーカス」!

伝えたいことが山ほどあっても、全部詰め込んだら、結局なにを言いたいのか伝わらなくなります。あの秋元康さんも言っています。「記憶に残る幕の内弁当はない」

だからこそ、「シャケ弁」「海苔弁」「牛タン弁当」「30品目野菜弁当」「ビタミンB1弁当」…と、ひとつのテーマにフォーカスした方が、グッと伝わりやすくなるんです!

 

たとえば、このPOP。パルメザン入りシュレッドチーズのコトPOPですが… 「おもち」にフォーカス!もし、この商品がただ棚に並び、プライスカードが付いているだけなら、お客様の目と足はスルー。

でも、このPOPを見たら?

「あっ、そういえばお餅あるぞ!」

…と、思い出した瞬間、カゴにIN!間違いなし(笑)。

フォーカスの力、侮るなかれ!あなたのPOPも「おっ!」と言わせるものにしていきましょう!

 

Make wonderful POP again tomorrow!(明日も素敵なPOPを!)

POPの学校」では、
コトPOP研修を行っています。
日本全国どこにでも伺います。

POPの学校
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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)

株式会社山口茂デザイン事務所 代表取締役
「POPの学校」主宰
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約31万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。