こんにちは!
「POPの学校」の山口 茂です。
「POPって女性の方が上手だよね」と思ったことはありませんか? 実際、POPを書くときに必要な「言葉のセンス」と「色彩感覚」、これが女性の方が圧倒的に優れている理由なのです。
男性より女性の方がPOPが得意な理由のひとつ、それは 普段から使っている言葉の量が圧倒的に違う からです。
男性は会社ではそれなりに話しているものの、意外と語彙は少ない。「かしこまりました」「よろしくお願いします」「お疲れ様です」。…ん? これ、もしかして俺のことと思った人はいませんか?
また、奥さんとのLINEのやりとりも「OK」「了解」とか返していませんか(笑)あっ、これは僕かも💦
一方、女性はどうでしょう? PTA、ママ友、お稽古ごと、ご近所付き合い…と、あらゆる場面で言葉のキャッチボールを繰り広げています。「この前のドラマ見た?」「あのカフェ、期間限定スイーツが…」「え、もう卒業式の準備!?」「うちの子なんてさ~」。情報量が桁違い! そりゃ言葉を操るのも得意になるわけです。
それに、昔から「女性が3人寄るとかしましい」と言われるほど、会話が弾むのが女性の特徴。電車の中でも、どこでも、 「小声って何?」というボリュームで会話を繰り広げているのを見たことがあるはず です(笑)。
もうひとつ、女性がPOPを得意とする理由…それは 見えている「色の数」が違う こと!
これは、幼少期の「服選び」の経験が大きいのではないでしょうか? 女の子は、親から「今日はピンクが似合うね」「こっちのスカートは水色で可愛いよ」と、日々カラフルなコーディネートをさせてもらっていました。
一方、昔の男の子といえば… 夏は白いランニング+黒か茶色の短パン 。「どうせ外で遊んで泥だらけになるんだから、色とか関係ないでしょ!」という合理的すぎる理由で、色の選択肢はほぼゼロ。だからなのか、大人になっても「え、ベージュとキャメルって違うの?」「ブルーとターコイズ?…どっちも青でしょ」となるわけです(笑)。
こう考えると、女性の方がPOPを得意とするのも納得ですよね。 使う言葉の数も、見えている色の数も、男性とは比べものにならないほど豊富! そのセンスを活かして、ぜひPOPづくりに挑戦してみてくださいね!
Make wonderful POP again tomorrow!(明日も素敵なPOPを!)
POPの学校」では、
コトPOP研修を行っています。
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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)
株式会社山口茂デザイン事務所 代表取締役
「POPの学校」主宰
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約31万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。