こんにちは!
「POPの学校」の山口 茂です。
今日はダブルヘッダー研修でした。今年になってこのダブルヘッダー研修やロング研修がとにかく多くなっています。このあと、8時間のスーパーロング研修が待っています💦
でも、昔はこれが当たり前だったんですよ(笑)
さて、今回のキャッチコピー研修をやりながら思ったことは、座学に新しいコンテンツを入れて良かったということです。 そのコンテンツとは、「Googleのパルス消費」というものです!
ここでは詳しくは書けませんが、コトPOP版にカスタマイズしています。参加者にとっては初めて聞く話だったので興味津々だったと思います。
スマホ時代の今、消費者の行動は昔ながらの段階型消費行動、つまりAIDMA(Attention, Interest, Desire, Memory, Action)から大きく変化しました。これが「Googleのパルス消費」です。キーワードは「新しいモノに出会いたい、ちょっと冒険してみたい」です。
イメージしてみてください。今のお客様は、スマホを片手に「パッと見て、パッと買う!」という行動をしています。情報収集も購買も、すべてが瞬間的で直感的。この消費行動の特徴を捉えないと、現代のPOP広告はお客様の心に響きません。
例えば、あなたがお気に入りのショップで買物をしている時、スマホでサッとレビューを確認し、「これいいじゃん!」とその場で商品をカゴに入れる。これがまさにパルス消費です。スピードと直感が鍵!
だからこそ、キャッチコピーや説明文も「短く」「分かりやすく」が基本です。長々とした説明は、今のお客様には届きません。コトPOPも例外ではなく、一瞬でお客様の目を引く内容が求められます。
今回の研修でも、この話と「キャッチコピーを作る12のキーワード」を取り入れたところ、参加者のみなさんの目がキラキラしていました。「なるほど!」「これなら私たちでも使える!」という声が多く聞こえ、本当にやって良かったと思います。
スマホ時代における新しい消費行動をしっかり押さえつつ、現場で活かせるコトPOP作りを一緒に進めていきましょう!
Make wonderful POP again tomorrow!(明日も素敵なPOPを!)
POPの学校」では、
コトPOP研修を行っています。
日本全国どこにでも伺います。
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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)
株式会社山口茂デザイン事務所 代表取締役
「POPの学校」主宰
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約31万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。