こんにちは!
「POPの学校」の山口茂です。
土日は仕事に集中していたので、今日からまた平日にブログを書いていこうと思います。
今年は「発信強化の年」にしたいと思い、昨年の後半からブログを始めました。ただ、発信に力を入れるあまり、本業がおろそかになっては本末転倒なので、まずは仕事を第一優先に進めつつ、無理なく続けていきます!
…なんて言いつつ、僕は熱中すると周りが見えなくなる悪いクセがあるので気をつけます(笑)。
さて、今日は研修の中で中級・上級者向けにお話ししている「POP文字の書き方」のひとつをご紹介します。この書き方は僕の周りの人には教えていますが、あくまでオプション的な内容で、強制はしていません💦
以前は三菱鉛筆さんが発売していた「太字の丸芯プロッキー」を使っていましたが、残念ながらそれが終売となったため、今では別の方法をお伝えしています。
このテクニックは、実はビレッジバンガードの中でも知られている方法です。ただ、一般的にはあまり広まっていないのが現実です。三菱鉛筆さんからも公式に「こんな使い方ができますよ!」と発信されているわけではありません。
僕はこの方法に少しアレンジを加え、自分流にしています。もちろん万人向けではないので、初心者の方には少しハードルが高いかもしれませんが、「こんなやり方もあるんだ!」と思っていただければうれしいです。
では、具体的な方法を説明しますね!
使用するのは「プロッキーの太×細」のペンです。このペンの先端部分にご注目ください。キャップを外すと、ペン先の尖っている部分に少し削れている箇所があるのがわかると思います。
そこです!!!
僕はこの尖った部分を少し「潰す」ようにして使っています。さらに、自分流の工夫として、角の部分をすべて擦って丸くしています(笑)。結果、書き上がりが少し独特な雰囲気になります。
こちらがその文字のサンプルです!👇
あくまで紹介なので、試すかどうかはお任せします。人それぞれ合う・合わないがあると思いますが、「こんな方法もあるんだ」という気づきとして受け取ってもらえたらうれしいです。
最後に、僕のブログや研修に参加された方には耳にタコかもしれませんが、大切なのは「書き方」よりも「コピー」です!どんなにテクニックに凝っても、伝わる言葉がなければ意味がありません。ぜひ、書く技術に走りすぎず、伝えたい想いをしっかり言葉にのせてくださいね。
Make wonderful POP again tomorrow!(明日も素敵なPOPを!)
POPの学校」では、
コトPOP研修を行っています。
日本全国どこにでも伺います。
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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)
株式会社山口茂デザイン事務所 代表取締役
「POPの学校」主宰
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約31万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。