みなさん、こんにちは!
「POPの学校」の山口茂です。
今日はズバリ、「キャッチコピーは削って削って短くしよう!」というテーマでお話しします。
突然ですが、昔こんな話を聞いたことがあります。「話が長いやつは、何を言いたいのかわからない!」当時は「うーん、そうかなぁ?」と思ってましたが、今では激しく同意(笑)。
さて、研修でよく聞かれる質問があります。「キャッチコピーの長さって、何文字がベストですか?」答えは簡単! “何文字でもいい!”
……が、ただし! 長すぎると「何言ってるかよくわからんコピー」になるリスクが高いのです(笑)。
そこで僕がいつも提案する目安は「15文字以内」。
理由は簡単、Yahoo!のトピックスを見れば納得です!
あれ、一瞬でわかりますよね? 現在のトピックスは平均14.5文字らしいです(計算した人、すごい)。ちなみに昔は13文字が基準だったとか。
つまり、短いと伝わる! 長いと迷子! というわけです。
僕のポリシーは、「キャッチコピーは鉛筆の芯みたいなもの」。削って削って、とんがらせた方が、ズバッとお客様の心に刺さるんです。
説明コピーも同じ。1~2行でまとめるのが理想です(ただし、日本酒やワインだけは例外。あれは詩みたいなコピーが許されます)。
じゃあ、なぜ短いコピーが求められるか?
それは今の消費者が、めちゃくちゃ忙しいから!スーパーやコンビニでゆっくり商品を見る余裕なんてないんです。
「パッと見て、サッと買う!」
これが今のお買物スタイル。だから僕たちも、このスピード感に合わせて変わらなきゃいけません。
「私流」「俺のやり方」なんて言ってる場合じゃない!
「お客様が反応する言葉」を徹底的に考え抜いて、最高のPOPを作りましょう!
それではまた、明日のブログでお会いしましょう!
POPの学校」では、
コトPOP研修を行っています。
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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)
株式会社山口茂デザイン事務所 代表取締役
「POPの学校」主宰
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約31万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。