みなさん、こんにちは😃
「POPの学校」の山口茂です。
僕が主宰する「コトPOP勉強会」には、多彩な感性を持つ人々が全国から集まってきます。 今年も2月からスタートする予定で、ありがたいことにすでに満員御礼の状態ですが、キャンセル待ちも受け付けています。
さて、そんな勉強会の参加者の中でも、ひときわユニークな「コトPOP」を作る方がいます。 その切り口の斬新さには毎回驚かされるのですが、
今回ご紹介するのは、なんと「漢字POP」!
みなさん、この画像を見てください。 漢字だらけのこのPOP、ちょっと圧倒されますよね(笑)。
実は僕がこの作品を見て「漢字POP」と命名しました。
ほぼ漢字だけで構成されたPOPなんて、アート以外の何物でもありません!
地方のスーパーだと採用するのが難しいかもしれませんが、東京の西麻布や代官山、南青山といったおしゃれな高級住宅街の店舗なら、この「漢字POP」が店の雰囲気にピッタリだと思います(あくまで個人的な意見ですが😅)。
確かに漢字ばかりだと読みづらさはあります。 でも、主要部分の文字にルビ(ふりがな)が振られているので、誰でも読むことができます。 ただし、それだけでは不十分で、「オシャレ」さが求められます。
この「漢字POP」には、そのオシャレさがしっかりと備わっています!
勉強会の参加者たちからも「どうやったらそんなPOPが作れるの?」とよく質問を受けます。 僕の考えでは、「なんとなく思い浮かんだ!」という部分もゼロではないかもしれませんが、普段から真剣に考えてPOPを作る習慣が、この「漢字POP」のような作品を生み出しているのだと思います。
よく「POPってセンスが必要だよね」と言われますが、僕はそうは思いません。 大切なのは、普段から本(漫画でもOK)をよく読み、学び続け、たくさんのPOPを書くことです。 そうした積み重ねが、センスに見えるものを生み出すのだと確信しています。
もしも自分でたくさんPOPを書く環境にいないなら、「コトPOP勉強会」に参加してみるのも良い方法です。 他の参加者とたくさん話し、たくさんのPOPを見て、そして実際に手を動かして書いてみることが、一番の近道だと思います。
最後に、この「漢字POP」を通じて感じたのは、POPづくりの可能性は無限大だということです。 ひとつの文字に込められた力、全体のデザイン、そして商品の魅力をどう伝えるか。 そんな「考える」過程そのものが楽しいのだと改めて気づかされました。
みなさんも、ぜひ「漢字POP」に挑戦してみてください! 意外な発見が待っているかもしれませんよ🌟
それでは、また明日のブログでお会いしましょう。
「POPの学校」では、
コトPOP研修を行っています。
日本全国どこにでも伺います。
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執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)
株式会社山口茂デザイン事務所 代表取締役
「POPの学校」主宰
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会会長/宣伝会議講師 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。40年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約31万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)、『1秒で心をつかむPOPのつくり方』(PIE)がある。