みなさん、こんにちは😃
「POPの学校」の山口茂です。

僕が毎月コラムを寄稿している雑誌の一つに「食品商業」があります。
この雑誌のいいところは、現場に寄り添った視点で編集されているところです。特に、ローカルスーパーの中でもキラリと光る企業や取り組みを取り上げている点が魅力的です。現場で働く方々にとっても参考になる内容が盛りだくさんです。

さて、今月(1月号)の特集テーマは、

「オーガニック」。
個人的にも非常に興味深い内容で、特集を通じて改めて考えさせられました。

「オーガニック」と聞くと、皆さんはどのようなイメージを持っていますか?

例えば、こんな声を耳にすることがあります:

  • 「オーガニックは高い!」
  • 「オーガニックは品揃えが悪い!」
  • 「オーガニックの意味がよくわからない!」

これらはまさに、お客様が感じる「不満」や「不安」、いわゆる「不」の部分ですよね。ですが、逆に考えれば、この「不」をしっかり解消できれば、オーガニック商品のファンを増やすことができるはずです。

では、どうすればお客様の「不」に応えることができるのでしょうか?

今回の記事では、そのヒントとして「ワン・ツー・ワン・マーケティング」の取り組みが紹介されていました。これは、SNSなどを活用してオーガニック商品の疑問や不安を一つひとつ解消し、お客様とのつながりを深めるアプローチです。例えば、商品の選び方や調理法、さらには生産者の思いを伝えることで、お客様の共感や信頼を得られるという事例が紹介されていました。

実際、全国のスーパーマーケット業界を見渡すと、まるで「食うか、食われるか」の熾烈な競争が繰り広げられています。その中で、ただ価格競争に挑むだけでは限界があるのが現実です。しかし、オーガニック商品を軸にした取り組みには、価格だけではない付加価値を提供できる大きな可能性があります。

特に日本は、高齢化社会が進む中で「食」の役割がますます重要になっています。健康志向の高まりや、安心・安全な食品へのニーズが増える中で、オーガニックは一つの答えになるかもしれません。

今回の記事を通じて、私自身も改めて「食」について学び直す必要性を感じました。皆さんもぜひ、オーガニック商品の可能性について考えてみてはいかがでしょうか?

あなたのお店での取り組みが、新しい顧客とのつながりを生むかもしれませんよ!

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