chatGPTは未来のPOPづくりの主役になる!
今、5日で100万人の登録者数を集めたと話題のchatGPT。そんなchatGPTがLINEでも使える「AIチャットくん」なるものが出来たそうです。リリースから10日で登録者数が50万人を突破したというから驚きです。スマホを使っている人ならこちらの方が便利かも?
そもそもchatGPTは「オリジナルのテキストを作ることができる人口知能ツール」です。ということは、みんなが苦労しているPOPコピーなんかも一瞬で作ってしまうということ。
だから、chatGPTは未来のPOPづくりの主役「AIPOP®」になるのだろうと僕は思っています!
「誰でも」「簡単に」使えることが大事
多くの人たちが「凄い!!!」と言っているのには幾つか理由があります。そのひとつが「誰でも」「簡単に」使えることです。みんながGoogleで検索しているのと同じように入力するだけで、回答がすぐに返ってきます。
POPコピー以外でも詩やエッセイ、小説、論文に至るまでなんでも出来ちゃいます(笑)いい方は悪いですが、ゴーストライターを無料で雇っている感じです!
ただ現状は「回答がデタラメ」「情報が古い」などとネットでは言われていますが、ここ1、2年で全てクリアになると僕は思っています。今はインターネットやスマホの出現の時と同じようにワクワク感しかありません!
Googleでも「Bard」と呼ばれる対話型のAIを発表しましたね。検索エンジンの分野ではGoogleが圧倒的にシェアを取っていますが、Microsoftにひっくり返されるなんてことはないと思っていますが……たぶん(・・;)
だって、ビール業界もアサヒスーパードライの登場でキリンとアサヒの立場が一晩で逆転したことを僕は知っているからです。
「宮沢賢治のオノマトペ」について教えてください
■宮沢賢治は、その作品に多くのオノマトペを用いています。オノマトペとは、音や音色、動きなどを言葉で表現する表現方法の一つで、宮沢賢治はそれを積極的に利用しました。
例えば、「銀河鉄道の夜」では、「ジュワー」「スーッ」「キュルルン」といった水の流れる音、風の音、星の音などが頻繁に登場します。また、「風の又三郎」では、「ビュンビュン」動物の鳴き声などが描写されています。
宮沢賢治は、自然や動物、風景などを詩的に描写することで、読者の心に強いイメージを残すことを目指しました。オノマトペは、そのような描写にとても効果的であり、宮沢賢治の作品には独特の響きやリズムがあります。
なるほど、確かにこれは凄い!!!
chatGPTが登場しても仕事はなくならない!
僕はこう考えます。
多くの人が「ホワイトカラーの人の仕事がなくなる!」「コピーライターの仕事がなくなる!」とか言っていますが、僕は違うと思っています。Twitterではこんなことを言っている人がいました。
「chatGPTによっておそらく仕事は増える。なぜならできることが増えるから」
いずれにしてもPOPはAIの時代に入ったということです。そして今、「AIPOP®」の幕が上がりました!
執筆者
山口 茂(やまぐち・しげる)
株式会社山口茂デザイン事務所 代表取締役
「POPの学校」主宰
食品商業コトPOP大賞審査委員長/POP広告クリエイター技能審査試験中央委員/ 日本コトPOPマイスター協会副会長/宣伝会議講師 「お客様のメリットを伝えるコトPOPの提唱者」であり、日本でただ1人のコトPOPの指導者。35年以上にわたりPOPの制作指導・コンサルタンティングに従事。これまでの研修で約29万人もの受講者を持ち、全国で売れるお店をプロデュースしている。毎月開講している「コトPOP勉強会」は日本全国から参加者が集まり、常に満員御礼。キャンセル待ちが出る勉強会となっている。著作に『コトPOPを書いたら あっ、売れちゃった!』『POP1年生』『コトPOPの効果検証』『POPの教科書』(いずれもすばる舎)がある。