POPのつくり方で大事なことは、お客さまの質問に答えることとワクワクさせることだけです。

「POPの学校」の校長 山口 茂です。

ぼくの著書にも、他の連載でも、

いつも言っていることは、

「POPにつくり方」は自由です。

日経MJ(4月13日号)の小阪裕司先生の寄稿にも

同様のことが書かれていました。

第7回商業界POP大賞の大賞に選ばれた

高崎卓球の中島陽介店長のPOPも、

お客さまの質問に答えるPOPを作っていると

語っています。

こんなPOPを書けば売れる!のではなく、

お店が違うし、売っているモノも違う、

更にはお客さまだって違うわけだから、

POPのつくり方も当然違って当たり前です。

だから、

ぼくは「つくり方は自由」と言っているのです。

間違っていますか(笑)

ぼくがいう売れるPOPとは、

「お客さまの質問に答えるPOP」と、

「お客さまがワクワクするPOP」が

一番売れるPOPだと昔も今もそう確信しています。

そのためには「商品知識」を持たなければならないのです。

そのためには「お客さま心理」を読まなければならないのです。

つまり、商売は仮説ビジネスなんです。

こうしたら売れるだろうか?こう書いたら買いたいと

思ってくれるだろうか?

そんなことを考えて書くんですね。

昨年、ヴィレッジヴァンガードの会長の菊地敬一氏との

単独インタビューでも、POPを書くためには

商品知識を持たなければPOPは書けないと語っていました。

ぼくのコトPOP勉強会でも、コトPOP研修でも、

商品知識の大事さを強く言っています。

あなたはどれだけ商品知識を知っていますか?

小坂