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「POPの学校」校長POP広告クリエーター山口茂のコラムのご紹介

ここでは定期的にPOPの学校にアップされているコラムのバックナンバーを見ることができます。POPや売場づくりのヒントが満載のコラム。ぜひ、ご一読ください!

★9月のコラム 「キャンペーン応募率」

 キャンペーンとは、「ある目的の元に組織的に人々に働きかける活動。宣伝・啓蒙活動をいう」とインターネットで調べると出て来ます。

さて、スーパーなどに出掛けると、売場で様々な応募タイプのキャンペーンツールを見ることが出来ます。

 ところが、各メーカーのキャンペーン成功率を比べると、「応募して当たるキャンペーン」よりも「その場でオマケが付いているキャンペーン」の方が購買率のアップに貢献しているようです。手軽さが、忙しい現代の消費者のニーズに合っているからでしょう。
 
応募するタイプのキャンペーンは、メーカーの思惑とは違って、期待していたほどの盛り上がりを見せないことが多いのは、応募券の枚数が多かったり、応募期間が長かったり短かったりで、家で忘れられてしまうことが多い場合と、景品は豪華だけれど、当たる確率がものすごく低いため、最初からあきらめてしまう場合が考えられます。

 そんな中、応募タイプキャンペーンで人気を博しているのがKIRIN社の「勝ちT勝ち樽キャンペーン」です。このキャンペーンの特長は、サッカー日本代表に関連する景品と応募券3枚で1回応募できるという点にあります。つまり、ビール系飲料の一回あたりの平均購入は2缶なので、あともう1缶購入すれば応募出来るという手軽さが、応募率の高さに直結しているためです。

 さらに最近は、パソコンやケータイの利用率が高くなったため、Webキャンペーンが増加しました。これは、いつでもどこでもキャンペーンに参加可能になったという物理的な問題とゲーム感覚が、とりわけ若い年代にアピールしたことが、成功の要因といえます。またもうひとつ、景品の当たる感をアピールすることが成功のカギといえるでしょう。

 少年マンガ雑誌などでは、当選しなかった応募者の中から、小さな景品が多数の人に当たるチャンスをもう一度作っています。一番欲しかった景品は、はずれてしまったけれど、残念賞が当たったのだから今度は当たるかも知れないし、また残念賞でもいいかとキャンペーン応募者が思うような「楽しみ」を提供し、次のキャンペーン参加へ確実につなげているのです。
 
  この様に、キャンペーンに成功するためには、「いかに手軽に応募してもらえるか」「いかに次のキャンペーンに参加する動機を作るか」が、キーポイントとなることに間違いはありません。

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