旅するコトPOPper 山口 茂です。
タレのいらない餃子で有名なハマトミ食品の
横浜餃子さんから真っ黒い餃子を開発したと
連絡がありました。
ただ、商品化にするかどうか迷っているので、
コトPOP勉強会の課題に取り上げていただきながら、
みなさんのご意見も聞かせてもらえませんか?
と言われたのが昨年の11月。
試食した後、
参加者の方にコトPOPを書いてもらい、
その後ヒヤリングをしたのですが、
商品化に賛成の人もいれば、
見送りの人もいるという結果に、
ひとつのことに気がつきました。
ここで一番大事なことは、
商品かするか、しないかではなく、
この商品にコト(ストーリー)があるかどうかが
大事なんだと。
黒い皮は竹炭によるもの。
はじめて見る黒い餃子は想像以上においしく見えなかった(笑)
しかし、一旦食べ始めるとおいしくて止まらなくなってしまうんです!
そして、コトPOPも面白いものがいっぱい出来上がりました。
セブン&アイホールディングスの前社長の鈴木さんなら、
「みんなが反対するからやろう!」
サントリーの前社長の佐治さんなら、
「やってみなはれ!」と言って商品化するんだろうけど、
ぼくが社長なら商品化はしない。
問題は餡。
餡は先ほど書いたようにおいしい!!
でも、見た目が強烈なら餡も強烈なものにするべきで、
ぼくなら激辛餃子で売り出した方がいいと思った。
でも、その時の皮は黒ではなく真っ赤がいい!
できるなら蒙古タンメン中本とコラボして作れたら面白い!
そして、蒙古タンメン中本の店でしか食べれないというのも
アリだと思う。
いや、待て、待て!
その前に、七色餃子も面白いかも?
1袋に七色の餃子を入れて売り出したらどうだろうか?
(7色×2個=14個入り)
価格は7色だけに700円な~んちゃって(笑)
担当者(Hさん)が読んだら、かってなこと書くな!!!
と怒られるかも知れないけど、
こんなことから面白い商品が生まれることもあるのだ。
残念ながら竹炭を使った真っ黒い餃子の商品化は
見送ることになったそうだが、
次の商品開発の時には、ぼくも仲間に入れてくれませんか?
顧問料はお安くしておきますよ。
横浜餃子3人前ぐらいで(笑)